情報を混ぜて深読みすると新たな発見がある。

福士蒼汰さん・本田翼さん・野村周平さんの再共演は必然だった？キーワードは「プリズム」。

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基本情報

名前          福士蒼汰（ふくし　そうた）

生年月日    1993年5月30日

年齢          22歳(2015年7月時点）

出生地       東京都

身長          183cm

血液型       O型

職業          俳優

ジャンル    テレビドラマ・映画

主な作品

・ドラマ

2011年『仮面ライダーフォーゼ』（テレビ朝日）主演・如月弦太朗 / 仮面ライダーフォーゼ（声） 役

2013年『あまちゃん』（NHK）種市浩一 役

2014年『きょうは会社休みます』（日本テレビ）田之倉悠斗 役

2015年『恋仲』（フジテレビ）- 主演・三浦葵 役

・映画

2013年『江ノ島プリズム』- 主演・城ヶ崎修太 役

2014年『好きっていいなよ。』- 主演・黒沢大和 役（川口春奈とW主演）

2014年『神様の言うとおり』- 主演・高畑瞬 役

2015年『ストロボ・エッジ』- 主演・一ノ瀬蓮役（有村架純とW主演）

 

2年ぶりの3人の競演

俳優の福士蒼汰さん。

2011年に「仮面ライダーフォーゼ」で注目を浴びると、

社会現象にもなったドラマ「あまちゃん」で一気にブレイク、

毎年のように主演映画が公開され、2015年には月9「恋仲」で主役を演じるまでになりました。

 

近年ドラマの視聴率が下がってきているとはいっても

「月9ドラマの主演」というのはテレビ俳優のステータスとしては最高峰のものでしょう。

今まではどちらかというと映画での活動が多いイメージだった福士蒼汰さんですが

テレビの仕事も順調なようですね。

 

「恋仲」は、本田翼さん演じるヒロイン・芹沢あかりが結婚式場で新郎を待っている場面からスタートします。

そこに向かって急ぐのが福士蒼汰さん演じる三浦葵と野村周平さん演じる蒼井翔太。

どちらかが新郎、どちらかが友人代表として結婚式に参加するようです。

ドラマでは二人のどちらかがヒロインと結婚するまでを描いていくようですね。

 

結婚式場で待つヒロインとそこに向かう主人公、というオープニングは

2007年に山下智久さんと長澤まさみさんが出演した月9ドラマ「プロポーズ大作戦」とほぼ同じです。

もっとも、こちらは長澤まさみさんが他の男と結婚しようとしているのを、

山下智久さんがタイムスリップして過去を変えることで阻止しようとする、というストーリーでしたが・・・

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タイムスリップものといえば、福士蒼汰さんも2013年に映画「江ノ島プリズム」で挑戦しています。

「江ノ島プリズム」は福士蒼汰さん演じる主人公・城ヶ崎修太が野村周平さん演じる親友・木島朔の死を阻止するためにタイムスリップする、

というストーリー。

修太と朔の幼馴染・安藤ミチルは本田翼さんが演じています

 

驚くべきことに、「恋仲」の主要キャストである福士蒼汰さん、本田翼さん、野村周平さんは

その2年前の映画「江ノ島プリズム」でも主要キャストとして出演していたのです。

そして、「恋仲」と「江ノ島プリズム」の共通点は主要キャストだけではないようで・・・

 

両作品には共通点が多い？

※若干ですが「江ノ島プリズム」のネタバレがあります。

 

「恋仲」での福士蒼汰さん・本田翼さん・野村周平さんは幼馴染。

高校時代の福士蒼汰さんと本田翼さんはお互い思いを寄せいているのにそれを言葉にできないもどかしい関係が続いていました。

ところが、数年後に再開した本田翼さんは野村周平さんの恋人に。

物語はそこからスタートします。

 

他方、「江ノ島プリズム」でも福士蒼汰さん、本田翼さん、野村周平さんは幼馴染。

ここからは若干ネタバレになりますが、福士蒼汰さんと本田翼さんはお互い相手の気持ちには気づかず思いを寄せ合っていたようです。

また、明言はされていませんでしたが、野村周平さんも本田翼さんに思いを寄せているような描写がいくつかありました。

そして、紆余曲折があり最終的には本田翼さんは野村周平さんと結ばれます。

 

「江ノ島プリズム」では本田翼さんと野村周平さんの交際関係がゴール。

「恋仲」ではその関係がスタート。

 

両作品は製作者も違いますし、登場人物の役名も違いますから続編というわけではありませんが

これだけ見るとなんだか続編のような感じさえしてきます。

三人が幼馴染で微妙な三角関係、というところも同じですよね。

 

「江ノ島プリズム」のタイトルにもなっている「プリズム」は光を屈折させたり分散させたりする効果があります。

中学校や高校で使ったことがある、という人も多いかもしれません。

 

おそらく福士蒼汰さんの過去への介入がプリズムが光を屈折・分散させるように未来を変化・分岐させていく、

というのがタイトルに込められた意味の1つでしょう。

エンディングで福士蒼汰さんが拾ったのがプリズムではなくただのガラスだった、というのも意味深です。

（もう一つ分散するものがあるのですがこれは作品の核心部分のネタバレになりそうなので控えます。）

 

「恋仲」の脚本は原作のないオリジナルのものですが

もしかすると江ノ島プリズムから着想を得ているのかもしれません。

もちろん、ただキャストと設定を同じにしよう、ということではなく

同じ主要キャストと設定をプリズムに通してみたら「江ノ島プリズム」と「恋仲」に分かれた、

というイメージです。

続編というよりはパラレルワールドですね。

 

そんな視点で「江ノ島プリズム」と「恋仲」を見比べてみるのも面白いかもしれません。

 

※ちなみに吉田羊さんも「恋仲」「江ノ島プリズム」両方に出演しています。舞台仕込みの演技力は必見！

→女優・吉田羊の結婚秘話と年齢が判明。鼻が変でついたあだ名が・・・

→吉田羊が嫌いと言われるのは韓国人だから？大学まで女子校のお嬢様だからこそあふれる気品。