斉藤由貴はモルモン教徒をやめた?破門や夫小井延安との離婚はあるのか。

斉藤由貴さんの不倫騒動は宗教的にはどう評価されるのか、過去の不倫騒動の際の教会の対応も。

不倫は社会問題以上に宗教問題？

auのCMでの母親役が50歳とは思えないほど可愛い、と人気が再燃している斉藤由貴さん。

プライベートでは1994年12月19日に一般人男性と結婚し

1999年11月に長女、

2003年10月に長男、

2004年11月には次女が誕生し、

CMと同じく円満な家庭を築いている、と思われていました。

ところが2017年8月に不倫が発覚。

事務所やCMに出演する企業に抗議が殺到する、

パーソナリティを務めるラジオ番組への出演を無期限休止するなど厳しい立場に立たされています。

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

今回の不倫騒動で斉藤由貴さんは社会的にも非難されていますが、

実はもう一つ問題があるよう。

斉藤由貴さんはモルモン教というキリスト教系の宗教の信者ですが

その教義の上でも今回の騒動は看過できないものがあるようです。

モルモン教とは

斉藤由貴さんが信仰するモルモン教の正式名称は「末日聖徒イエス・キリスト教会」。

1830年にアメリカで生まれたキリスト教派生の新興宗教です。

もっとも、多神教である、聖書のほかに独自の聖典（モルモン書など）がある等、その内容はキリスト教の中でもかなり独特。

エホバの証人、統一教会と並んでキリスト教の三大異端の1つといわれることもあるようです。

斉藤由貴さんはモルモン教会の布教ビデオに出演していたこともありました。

厳しい戒律

また、モルモン教には独自の戒律があります。いくつか抜粋すると

・知恵の言葉

タバコ・アルコール・コーヒーと茶・違法薬物等は神から授かった肉体や精神の健康を害するため飲食しない。

・献金の義務

教育・教会堂建設・宗教法人としての運営費等のために教会に収入の10%を献金する。

・純潔の律法

夫婦間以外でのあらゆる性行為（婚前交渉、不倫等）は重大な罪である。

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

※ちなみに、モルモン教の創始者ジョセフ・スミスは一部の指導者に一夫多妻制を認めていたようです。

一夫多妻も「夫婦間」なので教義的に問題はない、ということなのでしょうが、

一夫一妻が当たり前の世の中で生きている人間から見ると、教会の権力者の煩悩を正当化するシステムのようにも見えますね　笑

もっとも、現在のモルモン主流派は一夫多妻制を実施しておらず、行うと破門すると警告しています。

純潔の律法を破る(不倫をする)とどうなる？

モルモン教の戒のなかでも純潔の法は重要なもののようで、これを破ると最悪の場合破門されることもあるようです。

しかし悔い改めて神の律法に従うならば赦しを受けることができる場合もあるとのこと。

実は斉藤由貴さんは結婚する前に2度不倫を報道されたことがありました【相手は誰もが知る超大物芸能人。詳細はこちらの記事】。

この当時も、教会を除名されるのではないか、との報道が一部で出ていたようですが

結局除名されることはありませんでした。

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

もっとも、今回の不倫騒動がどう扱われるかはわかりません。

三度目であるという点は斉藤由貴さんに不利に働きますし、

自身の結婚後に限れば（公になったのは）初めて、という点は多少は利に働くでしょう。

離婚は認められているのか？

2017年9月13日のサンスポの記事によれば、

現時点で斉藤由貴さんと旦那さんの間に離婚話は出ていない、とのことでした。

一部では、これは宗教上離婚が許されないからではないか、とも言われているようです。

離婚についてはキリスト教内でも宗派によって扱いが違います。

三大宗派についてみると

・カトリック＝原則禁止

・正教会＝カトリックほど厳しくないが特定の条件下のみ認められる

・プロテスタント＝推奨はしないが禁止もしていない

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

モルモン教会のHPによれば

離婚

「男女は結婚するとき、結婚する相手と神に対して厳粛な聖約を交わします。その聖約を守り、結婚生活を守るために、あらゆる努力を払うべきです。離婚することになった場合、当事者には相手を非難するのではなく、相手を引き上げ、助ける義務があります。」

※末日聖徒イエス・キリスト教会HPより引用

とのこと。

また、2000年にLos Angels Timesに掲載された記事に引用された調査では、アメリカのモルモン教徒の離婚率は6%とされていました。

モルモン教では、結婚生活を維持する努力をすべきとしつつも、離婚自体は否定していないようです。

斉藤由貴さん夫婦も、離婚を考える前にまずは結婚生活を守るための努力をする、ということなのでしょうか。