内藤剛志の娘はスタジオジブリ勤務。ゲド戦記で親子共演も。

この記事では、内藤剛志さんの娘の仕事に関する噂を検証しています。

家族構成

※※※

長女の生年月（1983年8月）については、内藤剛志さんが当時のエピソードと交えて語っています。

昨年11月に61歳で亡くなった俳優渡辺徹さんの「お別れの会」が28日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた。
俳優内藤剛志（67）が、自身の子どもが誕生したときのエピソードを明かし、渡辺さんをしのんだ。
「個人的なことはですね。1983年の8月、夏に初めて仕事をしましてね。『太陽にほえろ！』なんですけど、その日、実は僕初めての子供が生まれた日なんです」と切り出した。

※日刊スポーツ2023年3月28日配信記事「内藤剛志、妻出産時に渡辺徹さんの進言で撮影中止の思い出「徹の万歳三唱で子どものもとへ」」より引用

※結婚時期については以下の記事を参照
https://www.chunichi.co.jp/article/372016
※妻の職業の出典は後述

長女はスタジオジブリ勤務

内藤剛志さんは長女がスタジオジブリに務めていることをたびたびメディアで語ってます。

例えば、テレビ朝日HP内の「徹子の部屋」2008年10月10日放送回のページには以下のような記述がみられます（URLは引用部分の下に掲載）。

今週の徹子の部屋
１０月１０日(金）　出演
内藤　剛志（ないとう　たかし）
「恩人そして愛娘への思い・・・」

ドラマ・映画に引っ張りだこの俳優内藤剛志さん。奥さまは帽子作家として活躍しており、一人娘はなんとあの宮崎駿監督の「スタジオジブリ」で働いているという物作り一家である。

出典:https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/081010.html

また、A-Studio（TBS系）2017年12月12日放送回では、娘についてさらに詳しく語っていたよう（※1）。
それによると、娘さんは中学生の頃からスタジオジブリに入りたいと内藤剛志さんに話していたよう。
高校生になると、フリーハンドで絵を描く技術を向上させたいと美大を目指し塾にも通い始めた、と語っていました。

先述の通り内藤剛志さんの娘さんは1983年8月生まれですから、美大卒業（最短は2006年3月）後にスタジオジブリに就職したのだとすると入社は2006年頃でしょうか？

※1：放送内容は以下のページを参照
https://grapee.jp/704287

それらしき人物もいるが…

先述の徹子の部屋2008年10月10日放送回で、内藤剛志さんはスタジオジブリの映画「ゲド戦記」の声優を務めた際にエンドロールで娘と共演できた、と話していたようです。
以下はテレビ朝日HPの同放送のページからの引用。

今週の徹子の部屋
１０月１０日(金）　出演
内藤　剛志（ないとう　たかし）
「恩人そして愛娘への思い・・・」

ドラマ・映画に引っ張りだこの俳優内藤剛志さん。奥さまは帽子作家として活躍しており、一人娘はなんとあの宮崎駿監督の「スタジオジブリ」で働いているという物作り一家である。しかも内藤さんは愛娘が制作に関わったアニメ「ゲド戦記」の声優を担当し、エンドロールで娘と共演できたことが嬉しかったと語る。

出典:https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/081010.html

映画「ゲド戦記」の公開は2006年7月。
娘さんが美大卒業後に入社したのだとすると入社後数か月に公開された映画ということになります。

調べてみると、ゲド戦記のスタッフクレジットの中に内藤姓（※2）の女性らしき名前が確認できます。
その人物の名前が入ったジブリ作品と担当業務は…
・ゲド戦記（2006年7月公開）：制作業務
・崖の上のポニョ（2008年7月公開）：プロデューサー室
・かぐや姫の物語（2013年11月公開）：広報
・思い出のマーニー（2014年7月公開）：広報
・君たちはどう生きるか（2023年7月公開）：ジブリパーク事業部

調べた限り、内藤剛志さんの娘の最短大学卒業年にあたる2006年以前の作品にこの方の名前は見当たりません。
また、三鷹の森ジブリ美術館HP内の2019年10月10日の美術館日誌にも「美大出身の内藤さん」との記述がみられました（※3）。

もっとも、「内藤」はそれほど珍しい苗字ではありませんから、これだけではこの人物が内藤剛志さんの娘か否かは判断できないでしょう。

※2：wikipedia「内藤剛志」によれば「内藤剛志」は本名とのこと（出典は「日本タレント名鑑’83」）。ネット上で確認できるものとしては東映京都スタジオの人物データベースでも本名とされている（ただし明らかな芸名にも本名とされているものあり）、URLは以下の通り。
https://eigamura-library-database.com/person/?p=124
※3：三鷹の森ジブリ美術館美術館日誌（2019年10月10日）
https://www.ghibli-museum.jp/diary/013192/