情報を混ぜて深読みすると新たな発見がある。

ムロツヨシさんの現在の姿からは想像できない過酷な半生。一歩間違えればぐれていたのは“あの人”ではなくムロツヨシさんの方だったかもしれません。

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キャラに似合わぬ過酷な半生

「喜劇役者」として活躍中のムロツヨシさん。

役者としてはもちろんですが、バラエティに出演しても芸人並みの活躍を見せています。

大泉洋さんのような「バラエティにも強い俳優」としての立ち位置を確立させつつありますね。

 

また、ムロツヨシさんは交友関係が異常なほど豪華で広いことでも有名です。

・誕生日には小栗旬さん、生田斗真さん、岡田将生さん、山崎賢人さん、柳楽優弥さん、菅田将暉さん、鈴木亮平さん、

といったそうそうたるメンツが集まる、

・俳優の小泉孝太郎さんとも売れる前から非常に仲が良く、

彼の父親である元総理大臣の小泉純一郎さんからは「結婚するまでお年玉をあげる」と言われている

など交友関係に関するエピソードには事欠きません。

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

このように現在は公私ともに非常に充実していそうなムロツヨシさんですが

意外にも役者として食べられるようになったのは

NHKの朝ドラ「ごちそうさん」が終わった2014年ごろからだそう。

そしてそれまで38年の人生は決して平坦なものではありませんでした。

 

両親の離婚

2016年5月27日に放送された「徹子の部屋」（テレビ朝日）に出演したムロツヨシさんは、

自身の生い立ちについて語っていました。

 

それによれば、ムロツヨシさんは4歳まではごく普通に育ちましたが、

4歳の時に両親が離婚。

以後は親せきや祖父母に育てられました。

 

父親は自由人

離婚の際、ムロツヨシさんの親権を持ったのは父親でした。

しかし、父親はムロツヨシさんを親戚に預けて女性と生活を始めたそう。

ムロツヨシさんも夏休みや冬休みには父親の家に遊びに行っていたようですが

基本的には親せきの家で育てられました。

 

そしてムロツヨシさんが小学校5.6年の頃に

父親は女性と再婚（離婚直後に生活を共にしていた女性とは別の人）。

相手には2人連れ子がおり、ムロツヨシさんは弟と妹ができたと認識していたようです。

一家はアパートを二部屋借り、一室は父親と新しい家族、もう一室に祖父母とムロツヨシさんが住む、

という不思議な生活をしていました。

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

しかし数年後に再び父親は離婚。

そのころからムロツヨシさんの父親と親せきが不仲になり、

ムロツヨシさんは親せきと父親どちらについていくかの選択を迫られました。

結局ムロツヨシさんは育ててもらった親せきを選んだため

21歳のころから父親とは会っていません。

もっとも、数年前にパスポート取得の際に戸籍謄本を取り寄せたため、

父親が再々婚していることはわかっているようです。

 

ここまでの話からすると

ムロツヨシさんの父親は父親失格と言われても仕方がない人物だと思います。

しかし、ムロツヨシさん自身は全く父親を恨んでいないそう。

生まれ変わっても父親の子供になることを選ぶ、

こういう家庭環境だったからこそ喜劇役者になりたいと思えた、

と語っています。

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姉について

上記の通り、ムロツヨシさんの父親は子供をはじめ周囲の人間を振り回すタイプの方だったようです。

 

ムロツヨシさん自身はそんな父親を恨んでいない、と語っていましたが

これはむしろ少数派の意見のように思います。

多くの人はこんな家庭環境に育ったら、恨み事の1つ2つは言いたくなるでしょう。

 

ムロツヨシさんには姉がいますが、

彼女は複雑な家庭環境の影響をもろに受けたのか、

ムロツヨシさん曰く「道を外れる」人だった、とのこと。

おそらくは非行に走るなど、いわゆる不良だったということなのでしょう。

最終的には、家を出て行ってしまったそうです。

 

母親と芸名の関係

ムロツヨシさんの両親が離婚したのはムロツヨシさんが4歳の頃。

父親とは20歳ごろまで上記のような複雑な関係を維持していたムロツヨシさんですが

母親とは離婚後（4歳以後）一度も会っていないそうです。

写真なども残っていないため顔も覚えておらず、

ムロツヨシさんが覚えているのは赤い口紅をした唇だけなのだとか。

 

連絡を取る手段もなく、一時期は探偵をしている知人に調査を依頼し顔くらい見てみようかようかと考えたこともありましたが

結局は踏みとどまったそうです。

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

しかし、だからと言ってムロツヨシさんが母親に関心がないわけではありません。

例えば、“ムロツヨシ”という芸名で活動しているのも母親を想ってのことなのだそう。

 

20歳ごろに俳優を目指すことを決めたムロツヨシさんですが、

本名がかなり珍しいため、

もし本名で活動してテレビ等に出れば、確実に母親は自分の息子と気づくだろうと考えていました。

 

ここで普通の人が考えるのは、

本名で活動して母親に自分が元気にしていることを伝えたい、

あるいは4歳以降一度も会っていない母親の気持ちなど特に考えずに本名で活動する、

といったことだと思います。

 

しかし、ムロツヨシさんの考えは

本名で活動して自分の子供と気づくのは、すでに新しい家庭を築き子供もいるらしい母親にとって目障りなのではないか、

という少し意外なものでした

 

4歳以降一度も会っていない、しかも顔すら覚えていない母親を気遣いあえて本名ではなく芸名を使う、

こういった優しさもムロツヨシさんの交友関係の広さの秘密なのかもしれません。

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