眞栄田郷敦の本名の読み方と由来について。

この記事では、眞栄田郷敦さんの本名とその読み方、本名及び芸名の由来について紹介しています。

家族構成

父親：千葉真一（俳優）

母親：　　玉美（一般人）【職業等を読む】

異母姉：真瀬樹里（女優）【経歴等を読む】

長男：新田真剣佑（俳優）

次男：眞栄田郷敦（俳優）

新田真剣佑さんと眞栄田郷敦さんの父親・千葉真一さんのwikipediaによれば、

千葉真一さんは女優の野際陽子さんと離婚後（婚姻期間は1973年～1994年）、

1996年に28歳年下の一般人女性と再婚しました【結婚相手の名前や職業等はこちら】。

夫婦はロサンゼルス（ビバリーヒルズ）に居所を移し、

1996年11月16日に長男・新田真剣佑さん、

2000年1月9日には次男・眞栄田郷敦さんが誕生。

本人達のコメント【出典はこちら】によると、

新田真剣佑さんは高校卒業頃（2014年頃）まで、眞栄田郷敦さんは中学校入学（2012年）までをアメリカで過ごしました。

本名

眞栄田郷敦さんの本名は「前田郷敦（マエダ　ゴードン）」。

つまり「眞栄田」は芸名、「郷敦」は本名です。

根拠

眞栄田郷敦さんはテレビ番組等で京都市立修学院中学校から岡山県にある明誠学院高校に進学したことを語っていますが、

明誠学院高校の2017年度学校案内パンフレットには眞栄田郷敦さんそっくりの生徒の在校生の写真と共に「前田郷敦（京都市立修学院中出身）」と書かれていました【詳細はこちら】。

また、2017年11月25日放送の「響け！吹奏楽の甲子園」（BS朝日）でも明誠学院高校所属の眞栄田郷敦さんそっくりの学生が「前田郷敦」と紹介されていました。

ちなみに「前田」は父親・千葉真一さんの本名です（フルネームは前田禎穂、wikipedia「千葉真一」参照）。

眞栄田郷敦さんの両親は2015年に離婚し郷敦さんの親権は母親が持ったようですが【詳細はこちら】、

上記パンフレット掲載やテレビ出演は離婚後ですから現在も名字は「前田」でしょう。

芸名“眞栄田”の由来

これについては眞栄田郷敦さん自身がインタビューで語っていました。

ファーストネームはいじらずに父（千葉“真”一）と兄（新田“真”剣佑）の名前に入っている「真」の字を使いたかったため、ファミリーネーム「前田」を同音の「眞栄田」に変えたのだそうです。

※「眞栄田（真栄田）」は沖縄に多い名字

眞栄田「元々あまり芸名を使いたくないと思っていたんです。父が付けてくれた“郷敦”を気に入っていて。海外でも通用しますし、変える必要はないかなと。ただ父と兄の名前に入っている“真”は使いたかった。だから“眞”という漢字を入れさせていただいたんです」

※映画.com2019年3月26日配信記事「父・千葉真一、兄・新田真剣佑への尊敬の念――眞栄田郷敦、銀幕デビューの地・沖縄で“芸道”を突き進む」より引用

本名“郷敦”の由来

・読み方“ゴードン”の由来

眞栄田郷敦さんのファーストネーム「郷敦」は「ゴードン」と読みます。

日本では極めて珍しい名前ですが、海外では比較的ポピュラーな名前です（きかんしゃトーマスにも出てきますね）。

父親千葉真一さんは海外生活が長く眞栄田郷敦さんもアメリカ生まれですから、それほどおかしな名付けではないでしょう。

「ゴードン」の由来については、眞栄田郷敦さん自身がテレビ番組で語っていました。

父親・千葉真一さん海外での脚本家としてのペンネーム「Gordon」が由来のようです。

俳優・新田真剣佑の弟で同じく俳優・眞栄田郷敦が、18日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」（毎週月曜よる10：00※この日はよる9：00～）に出演。名前の由来を明かした。

…（中略）…

下の名前・郷敦（ごうどん）の由来が、千葉が仕事で使うペンネーム「Gordon」が由来であることを告白。

…（中略）…

「海外で脚本書く時に『Gordon』という名前を使ってて、それがすごい好きだったみたいで」と別のペンネームであることを説明した。

※モデルプレス2019年11月19日配信記事「新田真剣佑の弟・眞栄田郷敦、名前の由来明かす「すぐに覚えてもらえる」」より引用

・漢字“郷敦”の由来

なぜ「ゴードン」に「郷敦」という漢字をあてたのかについては、調べた限り本人が語ったものは見つかりませんでした。

しかし、過去の千葉真一さんの発言を見るとある程度推測ができるように思います。

※朝日新聞での千葉真一さんのコメント（孫引きですが…）

《僕は日本人の心や日本文化が大好きで、おやじの中にもそれを見ていた。米国に拠点を移した時は、息子2人に必死で日本の歴史と国語を教えました。武士道の精神というか、日本人の魂は、息子にも受け継がれたと思います》（朝日新聞’16年3月18日付）

※女性自身2018年9月27日配信記事「新田真剣佑の弟デビュー、親子ハリウッド目指し千葉真一が鬼特訓」より引用

また上記女性自身の記事には、千葉真一さんは息子を自らの手でハリウッドスターに育てることを夢見ていた旨の“芸能界関係者”のコメント、

息子・郷敦さんに対し「軽薄な芸能人にはなるな。お前は、日本の心を世界に伝えるサムライになれ！」と繰り返し語っている旨の千葉真一さんの“知人”のコメントも掲載されていました。

“芸能界関係者”や“知人”のコメントをどこまで信じていいかはともかく、

本人の経歴や朝日新聞でのコメントだけでも千葉真一さんの海外志向の強さと同時に日本人としてのアイデンティティーも重要視していることがうかがえます。

これに「郷」はふるさと、「敦」は情に厚い、と言う意味であることを踏まえると、

「ゴードン」に「郷敦」という漢字をあてたのは「世界中どこにいても日本人の魂を忘れない」といった意味が込められているのではないか、という推測はそれなりに説得力があるのではないかと思います。