この記事では、斎藤工さんの父親の職業仕事について、公開された情報を基に紹介しています。
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実家はハンコ屋
斎藤工さんの実家は曾祖父の代からハンコ屋を営んでいました。
斎藤工さんの父親の代は弟(斎藤工さんの叔父)の且幸さんが継ぎ、22歳から引退するまでの32年間手彫りのハンコを作り続けたそう。
叔父の引退後ハンコ屋は廃業しているようです。
曽祖父の代からハンコづくりをしていたことは、2020年2月9日放送の「はじめまして!一番遠い親戚さん」(日本テレビ)で明かされています(※1)。
番組によれば、刀の鍔の模様を掘っていた曽祖父・徳次郎さんが時代の流れに合わせてハンコづくりに転身し、祖父・文雄さん、叔父・且幸さんと代々ハンコ屋と営んでいたようです。
現在廃業していることはSuits Woman掲載の仲村トオルさん斎藤工さんのインタビュー記事内で語られています。
斎藤「そののち…僕の父の実家が都内でハンコ屋をやっていたんです、もうないんですけど。父の弟が継いだその店に、トオルさんが寄ってくださったことがあって。…(以下略)。」
※Suits Woman2021年11月26日配信記事「【単独インタビュー後編】映画『愛のまなざしを』で共演!仲村トオルと斎藤工の、知られざる過去が明らかに!?」より引用
※1:番組内容はサイト「TVでた蔵」掲載「2020年2月9日放送 14:40 – 14:41 日本テレビ はじめまして!一番遠い親戚さん 一番遠い親戚さん」参照
映像業界
斎藤工さんは父親が映像業界で働いていたことを各所で語っています。
「父が映像制作の仕事をしていて、その仕事現場に遊びにいっていたんですね。父が関わった作品のエンドロールに憧れを持っていて、『自分もこのエンドロールのどこでもいいから名前が載る職業につきたい』というのは、わりと幼少期から思っていました」
※webザテレビジョン2022年5月8日配信記事「原点は幼少期! 斎藤工「数奇な縁です」“ウルトラマン”との意外な関係明かす<初耳学>」より引用
・?有名映画サークル関係者?
断言はできませんが、斎藤工さんの父親は自主製作映画サークル「パロディアス・ユニティ」の関係者であった可能性があります。
同サークルは映画監督の黒沢清さんや万田邦敏さんらが大学時代に立教SPP(立教大学の映画製作サークル)から独立する形で立ち上げた立教大学の自主製作映画サークルです(wikipedia「パロディアス・ユニティ」参照)。
斎藤工さんは自身の父親と万田邦敏さんが友人であること、自身が誕生した1981年頃に父親が映画監督の万田邦敏さんや塩田明彦さんらと共に映像を作っていたことをメディアで明かしていますが(出典等詳細は後述)、
万田邦敏さんや塩田明彦さんさんは共に立教大学の自主製作映画サークル「パロディアス・ユニティ」に在籍していました。
万田邦敏さんは1975年に入学(wikipedia「万田邦敏」)し少なくとも1年留年(※1)し遅くとも1983年には中退(※2)しています。
斎藤工さんが生まれた1981年頃は大学留年中か中退して間もない頃でしょう。
二人の関係が「友人」とされていることからも、仕事で出会ったのではなくもともとは大学時代のサークル仲間であった可能性はそれなりにあるのではないかと思います。
※1日本経済新聞2022年4月2日配信有料会員限定「古本の買い主 塩田明彦」冒頭無料部分参照
※2:ENBUセミナールHP掲載「講師紹介>万田邦敏」参照
※父と万田監督の友人関係
――仲村さんは、斎藤さんと初めて会話をしたときのことは覚えていますか?
仲村 もちろんです。…(中略)…そのときに斎藤君が来て、「万田監督が……」と言うので、「万田監督と仕事しているの?」って聞いたら、「父の友人です」と。
※ENTAME next2021年11月19日配信記事「仲村トオル&斎藤工が14年ぶりに映画で共演「初対面は“気になる”出会い方でした」」より引用
※1981年前後に映像制作
斎藤「僕が生まれる前後、父が万田さんや塩田明彦監督たちと映像をつくったりしていて。それもあって僕は万田さんの作品を幼少のころから観ていたんです。
※Suits Woman2021年11月26日配信記事「【単独インタビュー後編】映画『愛のまなざしを』で共演!仲村トオルと斎藤工の、知られざる過去が明らかに!?」より引用
※斎藤工さんは1981年8月22日生まれ(wikipedia「斎藤工」 参照)
※その他父親と万田監督の関係に関するコメント
先日まで万田邦敏監督の現場にも参加していたのですが、やはり昔、父と万田さんは一緒にドキュメンタリーを作ったり、以前、在籍されていたところから独立して、父と万田さんは映像制作会社を作って、学校用の性教育のビデオを作ったり、万博の映像を一緒に作ったりしていたそうで。
※WOWOW WEB MAGAZINE FEATURES!2019年10月16日配信記事「斎藤工の映画愛の根幹は「面白いものをシェアしたい」という思い――「映画工房」での8年が与えてくれたもの -斎藤工【前篇】」より引用
斎藤 僕がデビューして間もない頃に、藤沢周平さん原作の『風の果て』(2007年)というNHKのドラマで、トオルさん演じる杉山忠兵衛の青年時代を演じさせていただいたんです。ちょうどその頃、僕の父親と万田邦敏監督が一緒に仕事をしていたという経緯があったので、初めてトオルさんに会うときにお話しさせていただく動機になるなと思いました。
※ENTAME next2021年11月19日配信記事「仲村トオル&斎藤工が14年ぶりに映画で共演「初対面は“気になる”出会い方でした」」より引用
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・円谷プロ(アルバイト)
斎藤工さんは父親の映像業界最初の仕事はウルトラマンシリーズを手掛ける映像制作会社・円谷プロでのアルバイトだったことを各所で明かしています。
爆破を担当してた「ウルトラマンタロウ」は1973年4月から1974年4月にかけて放送された作品です(wikipedia「ウルトラマンタロウ」参照)。
5月8日に放送された「日曜日の初耳学」(MBS/TBS系)に、映画「シン・ウルトラマン」(5月13日[金]公開)で主人公のウルトラマンになる男・神永新二を演じるが斎藤工が登場。
…(中略)…
「父が初めて映像業界に入ったのが円谷さん(プロダクション)のアルバイトで、ウルトラマンタロウの爆破担当だったんです。
※webザテレビジョン2022年5月8日配信記事「原点は幼少期! 斎藤工「数奇な縁です」“ウルトラマン”との意外な関係明かす<初耳学>」より引用
・東北新社(TFC)
斎藤工さんの父親は大手総合映像プロダクションの東北新社(TFC)に勤めていたようです。
同社の事業は映像全般に及びますが、外国映画の日本語版製作については国内最大手といわれています(wikipedia「東北新社」参照)。
東北新社に勤めていたことは、斎藤工さんが出演した「ぴったんこカンカン」(TBS)2018年2月23日放送回で明かされています。
2018年2月23日放送 20:52 – 21:02 TBS
ぴったんこカン・カン 高橋一生の休日を満喫するツアー
…(中略)…
斎藤工は高橋が主演を務める映画「blank13」で監督を努めており、高橋をイメージして脚本を描いたのだという。斎藤は無類の映画好き、父は映像会社「東北新社」で働いていた。
※TVでた蔵掲載番組情報「2018年2月23日放送 20:00 – 22:00 TBS ぴったんこカン・カン【ゲスト:高橋一生/吉田羊&JUJU】」より引用
飲食店
・スープとケバブ 食堂デリカッテ(東京都)
斎藤工さんの父親は、2012年には既に映像業界を引退していたよう。
2016年2月末頃まで東京三軒茶屋で「スープとケバブ 食堂デリカッテ」という飲食店を営んでいました。
2012年時点で映像業界を引退していたことと飲食店を営んでいたことは斎藤工さんがゲスト出演した2012年放送の「A-Studio」の放送内容からわかります。
斎藤工がCDも出している事について、実家で父親が映像・音楽関係の仕事をしていたのに影響された事が語られた。また今は引退してイスラエル料理店を営んでいる事や、
※TVでた蔵掲載「2012年9月21日放送 23:00 – 23:30 TBS A-Studio」より引用
店名と閉店時期は2016年の週刊女性PRIMEの記事からわかります。
2月末、東京・三軒茶屋の街角にあるこぢんまりとした洋食店が閉店した。
…(中略)…
「斎藤工さんのご両親がやっていた『スープとケバブ 食堂デリカッテ』というお店です。2月29日が最終営業日ということだったのですが、3日繰り上げて26日に閉店してしまいました。
※週刊女性PRIME2016年3月8日配信記事「斎藤工の実家が経営する洋食店、大分県臼杵市に移転のワケ」より引用
・カフェデリカッテ(大分県)
斎藤工さんの父親は三軒茶屋の店を畳んだ後、大分県臼杵市に飲食店「カフェデリカッテ」を開いています。
先の週刊女性PRIMEの記事には移転予定についても書かれていました。
「大分県臼杵市に移転するそうです。店のスタイルを変えて不定期で営業すると聞きました」(前出・常連客)
※週刊女性PRIME2016年3月8日配信記事「斎藤工の実家が経営する洋食店、大分県臼杵市に移転のワケ」より引用
上記記事では、斎藤工さんが2012年に出演したA-Studio(※先述の2012年9月21日放送回と思われる)に出演した際、
・大分は姉が嫁いだ土地であること
・両親が店の大分への移転を計画していること
等を語っていたことも書かれています。
「カフェデリカッテ」のインスタグラムには斎藤工さんの両親の店である「スープとケバブ 食堂デリカッテ」との連続性が分かる画像も掲載されています。
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