吉岡里帆さんの父親は自ら会社を立ち上げたカメラマン。
ネット上ではとある会社の名前が挙げられているようですが、これにはいくつか疑問点もあるようです。
※2021年5月10日投稿、最終更新日はタイトル下参照
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家族構成
東京すくすく2018年9月12日公開記事「女優 吉岡里帆さん 親の反対を押し切って上京した「衝動」」で本人が語ったところによると、
吉岡里帆さんの家族構成は以下の通り。
父親:後述
母親:(元?)アパレル業界勤務
長女:吉岡里帆
長男:3歳年下(年齢差はwikipedia参照)
ペット:猫5匹、大型犬1匹
吉岡家は頻繁にみんなで出かけるなどその家族仲は非常に良好。
両親は美術、音楽、映画等アーティスティックなものが好きで、よく二人でライブや美術館に行くそうです。
また、父親は吉岡里帆さんに対して「この本は読んでおいた方がいい」「この映画は見ておいた方がいい」と今でもアドバイスをくれる、とも語っています。
父親NHKプロデューサー報道の経緯
・週刊新潮の報道
週刊新潮(※)は2018年に吉岡里帆さんの父親がNHK大河ドラマのプロデューサーだという証言を掲載しました。
※週刊新潮2018年11月8日号(2018年10月31日発売)掲載記事「人気女優「吉岡里帆」が映画も連ドラも大コケした理由」
・事務所とNHKが否定
しかし、吉岡里帆さんの所属事務所とNHKは週刊女性の取材に対しこれを否定しています。
本誌が吉岡の所属事務所に確認したところ、
「吉岡の父親がNHK大河ドラマのプロデューサーという記事は、まったくの事実無根」
NHK広報にも確認すると、
「事実ではありません。通常は出演者のプライバシーについてはお答えしておりませんが、今回はそういった事実はないのでお答えしました」
と回答した。
※週刊女性PRIME2018年11月10日配信記事「吉岡里帆、ネット炎上原因の「父親がNHK大河ドラマプロデューサー」は誤報」より引用
ちなみに、まいじつ2018年11月13日配信記事「吉岡里帆『誤報』騒動の裏側…“吉岡つぶし”を狙う計画的犯行か」には、
この報道が大きな事務所に所属しているわけではないにもかかわらず売れっ子の吉岡里帆さんを邪魔だと考える勢力が流したガセネタの可能性もある、と見る人も業界内には大勢いる、との“芸能記者”のコメントが掲載されていました。
父親は映像会社経営のカメラマン
上記週刊女性PRIMEの記事には以下のようにも書かれています。
吉岡自身も過去のインタビューで、父親について「映像会社を経営するカメラマン」だと明かしている。
※週刊女性PRIME2018年11月10日配信記事「吉岡里帆、ネット炎上原因の「父親がNHK大河ドラマプロデューサー」は誤報」より引用
確かに吉岡里帆さんは各所で父親がカメラマンをしていることや映像会社を立ち上げたことを語っています。
例えば、2020年10月4日放送のラジオ番組「UR LIFESTYLE COLLEGE」(J-WAVE)に出演した際には、
「うちの父親がカメラマンで、めちゃくちゃ写真を撮るんですよ。家族写真をめっっちゃ撮る人なんで、…(以下省略)
※ナリナリドットコム2020年10月5日配信記事「吉岡里帆“父親との写真”残したいと思ったワケ」より引用
2018年の東京すくすく(東京新聞)の記事では
母と父は、お互いにサポートし合い、愛し合っている夫婦だと思います。父が映像関係の会社をつくる時、母がアパレル業界で働いてためたお金を軍資金として渡したそうです。
※東京すくすく2018年9月12日公開記事「女優 吉岡里帆さん 親の反対を押し切って上京した「衝動」」より引用
2017年の朝日新聞DIGITALの記事でも、
父は考え方を大切にする、哲学者みたいな人です。独学で撮影技術を身につけ、映像会社を立ち上げました。関西を拠点にウェディングモデルなどの撮影をしています。
※2017年7月21日配信の有料会員記事「(おやじのせなか)吉岡里帆さん 女優への夢、最後は応援」の冒頭無料部分より引用
と語っています。
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株式会社吉岡映像説もあるが…
上記週刊女性PRIMEの記事には、吉岡里帆さんが過去に父親が映像会社を経営するカメラマンである旨の発言をしていた旨の記述に続き、以下のような記述があります。
本誌が調べたところ、確かに吉岡の父親が経営する会社が京都に存在していた。名前もネットで噂されているNHKのプロデューサーとは異なる。
※週刊女性PRIME2018年11月10日配信記事「吉岡里帆、ネット炎上原因の「父親がNHK大河ドラマプロデューサー」は誤報」より引用
週刊女性は吉岡里帆さんの父親が立ち上げた会社まで調査済みのようですが、記事にはその会社名までは記載されていません。
ネット上では吉岡里帆さんの父親の会社は京都府京都市上京区にある「株式会社 吉岡映像」ではないか?ともいわれているようです。
同社HPによれば、吉岡映像は1998年に設立された吉岡映像設計事務所が2008年に株式会社へ移行した企業。
1993年に京都で生まれた吉岡里帆さんの父親が立ち上げた会社だとしてもおかしくありません。
しかし、この説にはいくつか疑問点があるように思います。
疑問1:業務内容
第一に、株式会社吉岡映像の事業内容は吉岡里帆さんの発言と一致していません。
吉岡里帆さんは先の朝日新聞デジタルの記事内で
父は…(中略)…独学で撮影技術を身につけ、映像会社を立ち上げました。関西を拠点にウェディングモデルなどの撮影をしています。
※2017年7月21日配信の有料会員記事「(おやじのせなか)吉岡里帆さん 女優への夢、最後は応援」の冒頭無料部分より引用
とコメントしています。
他方で、株式会社吉岡映像HPに掲載された業務案内によれば、
同社は映画フィルムをDVD等に変換する作業やマイクロフィルムの修復等を行う会社であり、撮影等を行う会社ではないようです。
疑問2:創設者の出身地
第二に、吉岡映像設立者の出身地も吉岡里帆さんの父親と一致していないように見えます。
株式会社吉岡のHPには同社創設者であり代表者を務めるフィルム修復師・吉岡博行さんのプロフィールが掲載されています。
1955年 京丹後市生まれ
1973年 峰山高校 卒業(ノムさんと同じ!!)
1975年 大阪写真専門学校 映像科1期 卒業(現 ビジュアルアーツ専門学校・大阪)
卒業後TV-CF・PR映画・ビデオ制作に携わる
※株式会社 吉岡映像HPより引用
と書かれています。
京丹後市は京都府の北部にある市であり、峰山高校も京丹後市にある学校です。
おそらく生まれたから高校までは京丹後市で生活していたのでしょう。
他方で吉岡里帆さんは、父親が広島出身である旨語っています。
父親が広島出身で、祖父母は被爆者でもあり、戦争がいかに愚かなものであるかは小さいころからずっと教えられてきましたから。
※cinemaPLUS2017年8月2日配信記事「『STAR SAND -星砂物語-』吉岡里帆インタビュー「戦争映画なのに少女の恋を描いたロマンチックなお話」」より引用
また吉岡里帆さんのwikipediaには、父の実家は広島あり広島カープの25年ぶりの優勝の時には親戚一同で盛り上がった、と書かれています(ただし出典元の記事は2021年5月10日時点で閲覧不可)。
これらを見る限り吉岡里帆さんの父親はそれなりの期間を広島で生活していたのではないかと思います。
まとめ
吉岡里帆さんは父親がカメラマンで映像会社を立ち上げた旨メディアで語っている。
父親の映像会社は京都府京都市上京区にある「株式会社 吉岡映像」ではないかとの噂もあるが、
1:会社の業務内容の違い(フイルム修復とブライダルモデル撮影)
2:創設者の出身地の違い(京都府と広島県)
の点から疑わしい。
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