情報を混ぜて深読みすると新たな発見がある。

タレントの石原良純さん。

そのキャリアは俳優からスタートし、

現在では気象予報士、コメンテーター、クイズ番組

などマルチな活躍をしています。

 

そんな石原良純さんは家族もすごい人ぞろい。

叔父の石原裕次郎さんは言わずと知れた昭和の大スター、

父親の石原慎太郎さんは

・作家（芥川賞他複数受賞）

・国会議員（環境庁長官・運輸大臣も務める）

・東京都知事（当選4回在任13年）

など作家としても政治家としても立派な経歴を残しています。

 

しかし、石原家のすごい人はこれだけではありません。

石原良純さんの兄弟構成は

長男：石原伸晃さん

次男：石原良純さん

三男：石原宏高さん

四男：石原延啓（のぶひろ）さん

全員が慶應義塾大学卒というのもなかなかですが、

卒業後もそれぞれの分野で活躍しています。

 

しかし、4人のほかに異母兄弟がいるとの噂も…

以下で一人ずつ見ていきましょう。

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長男：石原伸晃

石原家の長男は石原伸晃さん。

政治家としてたびたび名前が出てきますね。

 

学生時代

石原伸晃さんは、中学から大学まで慶應に通いました。

慶應義塾普通部→慶應義塾高校→慶應大学文学部都市社会学科と進学。

大学時代は

・エルマイラ大学（アメリカ）に9カ月の短期留学

・日本正統少林寺拳法部主将

などもこなしていたようです

 

日本テレビ時代（1981年から1989年）

石原伸晃さんは大学卒業後1981年に日本テレビ網に入社。

既に政界に進出していた父親の影響もあってか

報道局で大蔵省、外務省、首相官邸などを担当しました。

 

政治家時代

石原伸晃さんのHPによれば、

政治家転身を決意したのは番記者として竹下内閣の誕生から崩壊までを

間近で見て、政治の激動を実感したときだそう。

 

父石原慎太郎の引退後に地盤を引き継ぐのはいさぎよくない・自分の力で始めたい、

と1989年に日本テレビを辞め、

1990年の第39回衆議院議員総選挙で初当選を果たすと、

以後当選を続けています。

※慎太郎氏は1995年まで衆議院議員

 

石原伸晃さんは初出馬時は無所属ででしたが当選後自民党に入党。

2010年には幹事長に就任しています。

 

また、

・規制改革担当大臣

・国土交通大臣

・環境大臣

・内閣府特命担当大臣（経済財政政策）

と内閣でも各種大臣を歴任しています

 

三男：石原宏高

石原宏高さんは石原良純さんの弟。

長男・石原伸晃さんと同じく政治家として活躍しています。

 

学生時代

石原宏高さんは幼稚園から大学まで慶應のいわゆる「慶應ボーイ」。

慶應義塾幼稚舎→慶應義塾普通部→慶應義塾高校→慶應義塾大学経済学部

と進学しています。

 

日本興業銀行時代

石原宏高さんは慶應大学を卒業すると昭和63年に日本興業銀行に入行。

ニューヨーク支店・バンコク支店で調査役を務めます。

また、2002年に同行がみずほ銀行になったからは

みずほフィナンシャルグループ戦略第2部参事役を務めました。

 

政治家時代

同じく政治家となった兄石原伸晃さんは初出馬から当選を続けていますが、

石原宏高さんの政治家人生は初出馬時を含め複数回の落選も経験しています。

 

2003年第43回衆議院議員総選挙：落選。

2005年第44回衆議院議員総選挙：当選（初）。

2009年第45回衆議院議員総選挙：落選。

2012年第46回衆議院議員総選挙：当選

2014年第47回衆議院議員総選挙：当選

2017年第48回衆議院議員総選挙：当選

 

主だった役職としては

2013年：外務大臣政務官に就任

2016年：内閣府副大臣に就任

 

現在（2017年）は

予算委員会委員
文部科学委員会委員
科学技術特別委員会委員

などを務めています。

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四男：石原延啓

政治家として活動する石原伸晃さんや石原宏高さんの名前は

たびたび耳にすることがあるかと思います。

しかし、石原良純さんにはもう一人弟がいるのです。

 

学生時代

石原延啓さんは石原宏高さんと同じく小学校から大学まで慶應で過ごした慶應ボーイ。

慶應義塾幼稚舎→慶應義塾普通部→慶應義塾高校→慶應義塾大学経済学部

と進学しています。

ちなみに高校時代の同級生には

政治家の福田達夫さん

東宝重役の松岡宏泰さん（テニスの松岡修造さんの兄）がいます。

 

また、石原延啓さんは慶應大学卒業後

スクール・オブ・ビジュアルアーツ・ファインアート科（アメリカ）に進学・卒業。

芸術家の道を志します。

 

芸術家として

Wikipediaによれば

以前は水彩やコラージュを多用した抽象的絵画が多く見られたが、近年はアクリル絵具を使用し、神話的なイメージをモチーフとした絵画やウォールペインティングを制作している

とのこと。

その後は都内を中心に、福島、宮城、ニューヨークなどで個展を開いています。

 

父・石原慎太郎氏の発案でスタートした若手アーティストの発掘支援などを目的とする東京都の事業「トウキョーワンダーサイト(TWS)」の外部役員も務めましたが、

息子を重用する石原慎太郎氏の公私混同なのではないか？との批判もあったようです。

 

五男：石原慎太郎隠し子騒動

世間では石原良純さんの兄弟は良純さんを含めて4人、

という認識が一般的ではないかと思います。

 

しかし、フライデー1996年3月1日号には

4人の父・石原慎太郎さんの隠し子に関する記事が掲載されていました。

隠し子の存在は1999年4月の都知事定例会見で石原慎太郎さん自身も認めています。

 

記事によると、子供の母親は元銀座のクラブのホステス。

交際当時石原慎太郎さんが49歳、女性は22歳だったといいます。

妊娠が発覚すると女性は石原慎太郎さんに面会を求めたそうですがそれはかなわず、

石原プロ幹部と店のママが対応を協議。

女性は24歳で子供を産みますが、

石原慎太郎さんが子供を認知したのは子供が11歳の時だったそうです。

 

女性はホステスを辞め、スーパーのレジ打ちなどの仕事をしながらシングルマザーとして子供を育てたそう。

子供が9歳になるまでは東京にいたようですが、

その後一度実家のある新潟に戻り、子供が東京の大学に進学する際に再び一緒に上京しました。

ちなみに子供は背が高く石原裕次郎さんに似たイケメンとのこと。

 

石原慎太郎さんは子供が成人するまで養育費や学費は支払っていたものの、

その間実際に会うことはなかったそう。

週刊新潮2012年11月15日号には、同記事がきっかけで30歳になった息子から連絡が来て会うことにした、

との石原慎太郎さんのコメントがありましたが、

はたして面会は実現したのでしょうか。

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