草刈正雄が語る嫁(妻)大塚悦子との現在。結婚までの経緯も。

60代にして再ブレイクした俳優の草刈正雄さん。

苦しい時期を支えたのは妻や家族の存在だったようです。

※2020年11月24日投稿、最終更新日はタイトル下参照

ブレイクまで

草刈正雄さんは1952年に福岡県小倉市でアメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれました。

米兵だった父親は朝鮮戦争で若くして亡くなった（後に2013年までアメリカで生きていたことが判明、詳細はこちら）ため、草刈正雄さんは幼い頃から母親と二人暮らし。

決して裕福ではなったようで、草刈正雄さんも中学時代からアルバイトで家計を支えていました。

転機となったのは定時制高校時代のアルバイト先の1つだったバーのマスターにモデルの仕事を薦められたこと。

草刈正雄さんは17歳で一人上京し、翌年（1970年）資生堂のCMに出演したことで瞬く間に全国区の知名度を獲得しました。

その後草刈正雄さんの仕事は俳優業にシフト。

1974年に「卑弥呼」で映画デビューを果たし翌1975年にはエランドール賞新人賞を受賞すると、

20代から30代にかけて多くの大作への出演し主演も多数経験しました。

※草刈正雄さんのより詳細な経歴は【こちら】

結婚

草刈正雄さんは1988年に元女優の大塚悦子さんと結婚しました。

SmartFLASH2016年10月30日配信記事「草刈正雄「きっと家では家族からゴミだと思われている（笑）」」は、

テレビドラマ『華麗なる刑事』で共演した元女優の悦子夫人と９年の交際を経て、1988年に結婚した。

としています。

SmartFLASH2020年8月4日配信記事「草刈正雄、勝野洋の「絶対放さない方がいい」の助言で妻と結婚」および、

週刊女性PRIME2016年8月24日配信記事「草刈正雄、娘・麻有が出演する舞台の千秋楽をアメリカンな服装でお忍び鑑賞」によると、

草刈正雄さんの結婚のきっかけとなったのは俳優の勝野洋さんの一言。

大塚悦子さんと別れたが未練があると家を訪ねてきた草刈正雄さんに対して勝野洋さんがした「一生後悔する。絶対放さない方がいい」というアドバイスが、草刈正雄さんに結婚を決意させたそうです。

草刈正雄さんは一晩考え大塚悦子さんにプロポーズ。

勝野洋さんは二人の結婚の証人も務めました。

家族がモチベーション

若い頃は多くの主演をこなしていた草刈正雄さんですが、30代以降になると徐々に仕事が減り3番手4番手が多くなりました。

精神的にもつらい時期が続いたようですが、それでも役者を辞めることは考えなかったそう。

その大きな理由は大塚悦子さんと結婚し家庭を持ったことにあった旨草刈正雄さんは各所で語っています。

30代で結婚したことも原動力になりました。家族のためにも稼ぎ続ける必要があった。だから、どんなに小さな役でもいいから、とにかくこの道を歩き続けようと。

※婦人公論.jp2019年9月20日配信記事「草刈正雄「ポッと出の元モデル」だった僕が氷河期を経て、再ブレイクできたのは」より引用

山あり谷ありの役者人生。「どんなことがあっても辞める気はなかった」と言うが、支えになったのはやはり家族の存在だ。

妻と子どもたちがいたから続けてこられたと思います。

※女性自身2020年3月7日配信記事「「妻に捨てられたら大変なことに…」草刈正雄語る家族への感謝」より引用

2016年の大河ドラマ「真田丸」（NHK）で主人公の父親を好演して以来、草刈正雄さんが60代にして再ブレイクしているのはご存じの通りです。

草刈正雄と嫁(妻)大塚悦子の現在

先述の通り、草刈正雄さんの嫁(妻)大塚悦子さんは元女優ですが、現在は芸能活動はしていないようです。

しかし、草刈正雄さんはメディアでたびたび奥さんについて触れています。

例えば、NEWSポストセブン2016年10月22日配信記事「草刈正雄　昌幸ロス訴えるコメントを読み涙ポロポロ」で自身がナビゲーターを務める美術鑑賞番組『美の壺』（NHK BSプレミアム）について聞かれた際には、

ジャズが流れるオシャレな番組で谷さんの時代から大ファンだったんだよ。番組の“草刈さん”は考古学者だっけ？ぼく自身設定はとくになくて、自然にやってますね。妻が気が強いってところはうちのかみさんと一緒ですが。

女性自身2018年11月10日配信記事「草刈正雄、66歳の不安「もし妻が先に逝っちゃったら？」」では、

とにかくかみさんへの依存がとっても強い。なんでもやってくれるんだよね。だから最近よく考えます。『妻が先に逝っちゃったら僕はどうなっちゃうんだろう？』と

週刊女性PRIME2017年10月26日配信記事「草刈正雄、65歳になり健康を語る「マイナス思考だからすぐ病院に行っちゃう」」でも、

「いつか妻と2人で、豪華客船とかで旅してみたいなって思っているんです。今、そういう船の情報っていっぱいあるじゃないですか。見てると“あぁ、いいなぁ”って思うんですよね。船の上にいろんなものがあるだろうし、退屈もしないんだろうなって（笑）」

SmartFLASH2016年10月30日配信記事「草刈正雄「きっと家では家族からゴミだと思われている（笑）」」では、

「夫婦が長持ちする秘訣はなんですかね……。今でも妻が同窓会なんかに行くと、『何時に帰ってくるんだ!?』って焼きもち焼いてます。でもまあ、僕みたいな奴とよく結婚してくれたと思っていますね。喧嘩もたまにやりますよ。僕が九州だから味は薄味が好きなのに、妻は埼玉出身で味が濃い。ときおりそれで真剣にモメる（笑）」

私生活は大塚悦子さんに頼り切りのようですが、結婚から30年が経っても草刈正雄さんの愛情は変わっていないようです。