女子プロレスラーのジャガー横田さん。
2004年に医師の木下博勝さんと結婚した際には43歳の女子プロレスラーが6歳年下の医師を捕まえた「究極の勝ち組結婚」と話題になりました。
しかし、二人の交際がスタートしたのは木下博勝さんの猛烈なアプローチの結果なのだそう。
当時東大病院所属のエリート医師だった木下博勝さんはジャガー横田さんのどこにほれ込んだのでしょうか。
この記事では、二人の出会いから結婚までをまとめました。
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出会うまでの経歴
ジャガー横田の経歴
ジャガー横田さんは中学卒業と同時に女子プロレス界に入りしています。
しかし意外なことに中学時代は卓球部に所属していたそう。
かなり優秀な選手だったようで淑徳高校への卓球での推薦入学の話もあったといいますが、ジャガー横田さんは経済的負担を理由にこれを辞退。
「これは私にもできそう」という理由で中卒で全日本女子プロレスに入門しました。
デビュー後のジャガー横田さんは、160cmと小柄ながら「女子プロレス界一のストロングスタイル」と評され、全日本シングル王者、WWWA世界シングル王者をはじめ10個以上のタイトルを獲得しています。
しかし、25歳の頃にけがを理由に現役を引退。コーチに転向して後輩指導に従事します。
指導した選手に中にはアジャコングさんなど後のスター選手もいますが、
コーチとしてのジャガー横田さんは自身が苦労したこともあり、出来の悪い選手ほど親身に指導したそう。
10人の中から1人スターを育てればいい、という当時の経営サイドとは考えが合わなかったようですが、
後述の通り、木下博勝さんがジャガー横田さんに魅かれたのはこういった部分だったようです。
その後は『吉本女子プロレスJd’』『ワールド女子プロレス・ディアナ』などに所属しコーチを務め、時には自身がリングに立つことも。
現在は各女子プロレス団体のリングに上がりながら、フリーのコーチとして後輩を指導しています。
木下博勝の経歴
ジャガー横田さんの旦那・木下勝弘さんは北海道の医師家系に生まれ、幼いころから医師を志していました。
地元の公立高校から、東京の杏林大学医学部に進学し上京。
医師免許を取得後は東京大学医学部附属病院をはじめ様々な機関で働き東大大学院で博士号も取得、ジャガー横田さんと結婚後はタレント活動も行っています。
※木下博勝さんのより詳しい情報は【こちらの記事を読む】
出会い
これに関しては木下博勝さんが自身のブログ(GREEブログ)で明かしています。
2009年6月1日の記事によると、
ジャガー横田さんと木下博勝さんが出会ったのは木下博勝さんが癌研で病理学の研究をしていた頃。
友人の医師から女子総合格闘技(スマックガール)のリングドクターのアルバイトの話を持ち掛けられたことがきっかけでした。
木下博勝さんは女子プロに興味があったわけではなかったそうですが、かつて救命センターに勤めていた時に同様の仕事を経験していたこともありこれを了承し、
リングドクターとしてスマックガールの会場に足を運びます。
この当時ジャガー横田さんは既に引退していますが、教え子が大会に参加していたため会場に来ていました。
そこで教え子からジャガー横田さんを紹介されたのが二人の初対面。
この時のジャガー横田さんに対する印象は、「態度と目つきが悪い人」と決していいものではなかったようです。
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しかし、1か月後に同じ大会の会場で偶然再会した際のジャガー横田さんの言葉で、木下博勝さんが受けた第一印象は180度変わります。
「女子プロに入門する子達は皆チャンピオンを目指しているが、実際になれるのは数百人に1人。ほとんどが志半ばでやめていくことになる。しかしそんな彼女たちが辞める際に、女子プロレスに入ってよかったと思えるように接している」
ジャガー横田さんのコーチとしてのこの信条を聞き木下博勝さんは、この人と結婚しよう、と心に決めたそう。
木下博勝さんから猛烈なアプローチをかけ、交際にこぎつけたのだそうです。
ちなみに、2016年11月24日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日)では、当時のことがジャガー横田さんの視点から語られていました。
それによると、2度目に会った時に木下博勝さんから「結婚を前提に付き合ってくれませんか?」と交際を申し込まれたジャガー横田さんは、「おかしなことを言う人だ」と思ったそう。
しかし、木下博勝さんの熱烈なアプローチや、思ったことをはっきりという性格に言いたいことが言えないプロレスの世界で生きてきた自分にはないものを感じたことで、徐々に惹かれていったのだそうです。
しかし、そこから結婚までには困難もありました。
先述の通り、木下博勝さんの実家は医師家系であるのに対し、ジャガー横田さんは中卒の元女子プロレスラー。
日本私立大学協会HPにある「高等教育の明日 われら大学人 第40回」で木下博勝さんが語ったところによると、
木下博勝さんの周囲は結婚に反対する人が多かったといいます。
特に木下博勝さんの両親は、職業や年齢(ジャガー横田さんの方が6歳年上で結婚時点で43歳)を理由に大反対していたそう。
1年間はジャガー横田さんに会わせることすらかないませんでした。
しかし根負けした母親が30分だけジャガー横田さんと会ってくれることとなり、
そこで息子がほれ込んだジャガー横田さんの人柄を理解したのか「この人ならいい」と結婚を許してくれたのだそうです。
こうして二人は2004年に結婚。
2007年11月末には、第一子となる長男大維志(たいし)くんが誕生しています。
2019年には父と同じ医者を目指すために息子大維志くんが中学受験に挑む様子がテレビ番組で特集されていました。
ジャガー横田と木下博勝の記事を読む
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