「市川團十郎」「市川猿之助」親戚関係説を家系図から検証。


この記事では、市川團十郎と市川猿之助の関係を家系図から検証しています。

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同じ「市川」だが…

「市川團十郎」「市川猿之助」は共に歌舞伎役者の名跡です。
結論から言えば市川團十郎と市川猿之助は親戚関係にはありません
双方の関係は「9代目團十郎の弟子=初代猿之助」とまとめられますが、以下では「市川團十郎」および「市川猿之助」の血縁関係を紹介しています。

 

「市川團十郎」の家系図

「市川團十郎」は江戸時代から続く歌舞伎界で最も権威ある名跡です。

wikipedia「市川團十郎 (初代)」によれば、
初代市川團十郎(1660年生まれ、本名:堀越海老蔵)は12歳で芝居の道に入り、14歳で初舞台を経験。
後に同氏が完成させた荒事芸は江戸で絶大な人気を獲得し、これにより歌舞伎界における團十郎の地位が確立されました。

以下のように歴代團十郎には養子が多いですが、4代目実子説をとると9代目までは3代目を除き初代團十郎の血を引いていることになります。
9代目は劇聖と呼ばれるほどの名役者でしたが男児に恵まれず、また9代目の長女と婿養子の10代目(追贈)の間には子供がなかっため、11代目は同じく歌舞伎の名門である松本家からの養子が襲名しました。
だたし11代目團十郎の父親である7代目松本幸四郎も実親は土建屋ですから、代々受け継がれているのは血ではなく芸と見た方が良いのかもしれません。

 

・歴代市川團十郎の血縁関係

※成田屋HPおよびwikiepdia参照

先代との関係

実父

実母

初代

堀越重蔵

2代目

初代の実子

初代市川團十郎

榮光尼

3代目

2代目の養子

初代三升屋助十郎(2代目團十郎の高弟)

4代目

2代目の養子(※)

2代目実子説あり

和泉屋勘十郎(芝居茶屋)

2代目團十郎が実父説あり

5代目

4代目の実子

4代目市川團十郎

いぬ(2代目團十郎の姪)

6代目

5代目の実子・養子

5代目市川團十郎

  (5代目團十郎の妾)

7代目

5代目の実孫

6代目の養子

長谷川某(和倉同心)

すみ(5代目團十郎の次女)

8代目

7代目の実子(長男)

7代目市川團十郎

すみ(芝居茶屋の娘)

9代目

7代目の実子(五男)

7代目市川團十郎

ため(7代目團十郎の妾)

10代目※追贈

9代目の婿養子

※妻が9代目の長女

稲延利兵衛(履物商)

11代目

10代目の養子

7代目松本幸四郎(実親は土建屋)

寿枝(長唄三味線方今藤家の娘)

12代目

11代目の実子

11代目市川團十郎

堀越千代(堀越学園創設者)

13代目

12代目の実子

12代目市川團十郎

堀越希実子

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「市川猿之助」の家系図

「市川猿之助」は明治時代に誕生した比較的新しい名跡です。
1855年に江戸浅草の立師の子供として生まれた喜熨斗龜次郎(きのしかめじろう)は4歳頃に歌舞伎界入りし15歳の時に9代目市川團十郎の門下に。
一度は破門されるも20年後にこれ解かれて初代市川猿之助を襲名、その後も芸を磨き続け一門の番頭格にまで至りました。
また9代目團十郎が後継者を残さず亡くなった後は二代目市川段四郎(初代團十郎の門弟の名跡)を襲名し、宗家不在の一門を支えました。

 

初代が襲名した「市川猿之助」「市川段四郎」は共に澤瀉屋(おもだかや)の看板名跡として現在まで初代の血縁者に受け継がれています。
もともとは猿之助と段四郎を一代ごとに交互に襲名するというルールになっていたようでその通りに行けば次は段四郎(5代目)ですが、時がたつにつれ猿之助の方が目立ってきている印象もあり、次世代(血縁は5代目市川團子(香川照之の息子)のみ)の名跡がどうなるのかは不明です。

 

・歴代市川猿之助の血縁関係

wikipedia、近現代・系図ワールド参照

先代との関係

実父

実母

初代

坂東三太郎(立師)

2代目

初代の実子

初代市川猿之助

古登子(妓楼の娘)

3代目

2代目の孫

3代目市川段四郎

高杉早苗(女優)

4代目

3代目の甥

4代目市川段四郎

延子(友禅図案家の娘)

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