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三度の共演にみる佐藤浩市さんと父・三國連太郎さんの関係改善の歴史。父親の死後トラブルの火種になったのは遺産ではなく※※だった？ 

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三世代俳優

俳優の佐藤浩市さん。

息子の寛一郎さんが東野圭吾さんの人気小説映画化した「波や雑貨店の奇跡」で俳優デビューすることが話題になっていますが

実は佐藤浩市さん自身も二世俳優。

佐藤浩市さんの父親は昭和の大俳優・三國連太郎さん。

「釣りバカ日誌」シリーズのスーさんでもおなじみですね。

 

最近の芸能界を見ると、二世俳優でも親と良好な関係を築いている人が多いように思いますが

佐藤浩市さんと三國連太郎さんの関係は少々複雑でした。

三國連太郎さんは女性関係が奔放なことでも有名で、4度の結婚を経験しています。

佐藤浩市さんは3番目の奥さんとの間の子供。

三國連太郎さんは佐藤浩市さんが幼いころに家を出て離婚し、

その後佐藤浩市さんは母親に引き取られ育てられました。

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

そういった経緯もあり、

佐藤浩市さんが三國連太郎さんと同じ俳優の道を歩みだした後も

二人の関係は決して良くはなかったようで…

 

親子共演その１：映画「人間の約束」

佐藤浩市さん・三國連太郎さんが初めて共演したのは

1986年の映画「人間の約束」でした。

 

といっても、この映画での二人の共演はワンシーンのみ。

しかも二人の顔が同時に画面に映されることもなかったため

一部では二人の関係に配慮して別撮りだったのではないか、という噂まであるようです。

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

あまりに絡みが少なかったためか

佐藤浩市さん自身も初めての親子共演は次に紹介する「美味しんぼ」である、と語っていました。

 

親子共演その２：映画「美味しんぼ」

二人が本格的な共演を果たしたのは映画「人間の約束」から10年後。

1996年の映画「美味しんぼ」でした。

しかも二人の役どころは、主人公・山岡史郎とその父親・海原雄山。

ご存知の方も多いと思いますが、山岡史郎と海原雄山の親子の間には確執があります。

それを現実でも訳あり親子である佐藤浩市さんと三國連太郎さんが演じるのですから

注目されないわけがありません。

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

実はこの親子キャスティングは三國連太郎さんの要望だったといいます。

先に海原雄山役のオファーを受けていた三國連太郎さんが、

山岡史郎役に佐藤浩市さんを指名したのだとか。

 

この話が本当だとすれば、実はすでに二人の関係は改善していたのではないかとも考えらえますが

同映画の制作会見時の様子を見る限り、この時の二人の関係はいまだ良いとは言い難いものだったようです。

二人はお互いを「三國さん」「佐藤くん」と呼び合い完全に他人行儀。

公共の場であることを考えればこの呼び方も理解できなくもないですが

佐藤浩市さんが

「俳優はサービス業」

と発言すると

三國連太郎さんが

「サービス業などという考え方は間違っている」

と苦言を呈するなど

会場は険悪な雰囲気だったといいます。

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

映画内での二人の関係を考えれば、

現実では関係が改善していた二人が悪ふざけ半分で険悪な雰囲気を演出していた可能性もゼロではありませんが

本当に二人には確執があった、というのが大方の見方のようです。

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親子共演その３：ANAのCM

しかし、その後二人の関係は徐々に改善。

一部では三國連太郎さんの孫煩悩がきっかけだったともいわれています。

 

二人の関係改善を象徴するのが2008年のANAのCMでしょう。

飛行機内で偶然席が隣になった佐藤浩市さんに対して

三國連太郎さんが「おう」とちょっと照れ臭そうに声をかける姿や

佐藤浩市さんが「似ちゃうんだろうな、やっぱり」とこちらも照れ臭そうにつぶやくシーンが印象的でしたが

こんなCMが実現したのも二人の関係が良くなっていたからなのだと思います。

 

ちなみに公での共演以外にも、二人は佐藤浩市さんの息子の学校行事で朗読劇を披露したことがありました。

しかも脚本は誰もが知るあの有名脚本家、それについては【こちらの記事】で。

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

こうして佐藤浩市さん・三國連太郎さんの関係は改善したようですが

三國連太郎さんの死後、新たなトラブルが発生したようで…

 

死亡後に新たな確執？

三國連太郎さんは2013年4月14日に90歳で亡くなっています。

しかし、女性セブン2014年4月24日号によると、これをきっかけに新たな問題が起こったのだとか。

 

トラブルの当事者となったのは佐藤浩市さんと、三國連太郎さんの4人目の妻。

※佐藤浩市さんは三國連太郎さんの3番目の妻との間に生まれた子供

 

三國連太郎さんは生前、

「戒名はいらない。三國連太郎のままで逝く」

「散骨して誰にも知らせるな」

と伝えていたそうで

これを受けて位牌には「三國連太郎之霊位」とだけ綴り約束通り戒名はつけられませんでした。

しかし、遺骨の扱いについては佐藤浩市さんと後妻の間で意見が分かれたようです。

 

後妻は三國連太郎さんの遺志を尊重して散骨したいと考えていたようですが

佐藤浩市さんは納骨したいという思いが強かった様子。

それを受けて後妻は、静岡県松崎にある三國連太郎さんの家のお墓への納骨を提案したそうですが

佐藤浩市さんは東京に新たにお墓を作りたいと考えていたようです。

 

三國連太郎さんと後妻の間には子供がおらず、後妻の死後三國家のお墓を管理するのは佐藤浩市さんであること、

あるいは納骨を巡って争うのは三國連太郎さんが悲しむだろうと考えたのか、

後妻は佐藤浩市さんの考えを尊重してと遺骨を任せました。

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

結局納骨は東京ではなく松崎で行われたようですが

松崎のお墓の管理も佐藤浩市さんがすることになったそう。

後妻は当然三國連太郎さんと同じお墓に入りたいと願っていたと思いますが、

佐藤浩市さんは自分の実母を三國連太郎さんと同じお墓に入れるでしょうから

後妻もそこに入るのは難しいでしょう。

 

三國連太郎さんの生前、佐藤浩市さんと後妻は気軽に連絡を取り合う仲だったそうですが

現在は疎遠になってしまっているようです。

佐藤浩市さんと三國連太郎さんの関係は修復されたように

後妻との確執もいつか解消される日がくるのでしょうか…

 

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