市川右團次の子供(息子)市川右近(タケル)の小学校は慶應義塾幼稚舎。梨園の学校選び法則を発見?


歌舞伎役者になるには市川海老蔵さんのように歌舞伎の家に生まれないといけない、というイメージを持つ人も多いと思いますが、

実際にはそんなことはありません。

 

2017年のドラマ「陸王」(TBS)など現代ドラマでも活躍する市川右團次さんも一般家庭から歌舞伎界に入った一人。

市川右團次さんは11歳で香川照之さんの父・三代目市川猿之助(現猿翁)さんに弟子入りし部屋子になると、

以後40年一門を支えてきました。

また、2017年には市川右團次さんの長男タケルくんも父親の名跡市川右近を継ぎ、

市川右團次さんとともに歌舞伎役者の道を歩んでいます。

 

歌舞伎の世界に独特な慣習やルールがあるようですが、

これはプライベートに及ぶこともあるようです。

今回は、市川右團次さんの息子タケル(市川右近)くんの学校についてです。

※2018年6月24日投稿、最終更新日はタイトル下参照


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一般家庭→歌舞伎界・名門中学へ

上方の日本舞踊の家に生まれた市川右團次さん(本名:武田右近)は、

11歳の時に三代目市川猿之助(現・市川猿翁、香川照之さんの父親)さんに弟子入りし部屋子になると、

以後市川右近(初代)を名乗ります。

 

市川右團次(当時は市川右近)さんは弟子入りと同時に関西から上京してきましたが、

その際師匠の市川猿翁さんに勧められたのが、猿翁さんの母校でもある慶應義塾中等部の受験。

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

慶應義塾中等部は名門・慶應義塾大学の附属中学校で、中学受験でも上位に位置する難関校です。

受験の話が出たのは小6の秋のこと。

常識的に考えればあまりに準備期間が短いですし、学校の先生にも無茶だといわれたそうですが、

尊敬する師匠の勧め(薦め?)ということもあり猛勉強を重ねた市川右團次さんは、見事合格をもぎ取りました。

 

無事慶應義塾中等部に入学した市川右團次さんは歌舞伎と学業を両立し、

中学卒業後は内部推薦で慶應義塾高校に進学、

大学も内部推薦で慶應義塾大学法学部政治学科に進学し、同学科を卒業しています。

 

歌舞伎界の学校選び

芸能人の子供が集まる学校というのはいくつかありますが、

歌舞伎界にも御用達の学校がいくつかあります。

※より詳しくは→歌舞伎役者とその子供の幼稚園小学校中学高校大学まとめ。

・青山学院

青山学院は幼稚園から大学・大学院まで系列校を持つ私立学校。

系列校に入園入学できれば、以後受験なしに青山学院大学まで内部推薦で進学することができます。

名門青山学院大学に大学受験なしで進学できることもあり、附属校は難関校ぞろいですが、

幼稚園や小学校は純粋な学力試験ではないもあってか、芸能人の子供も多数入園入学しています。

 

歌舞伎関係者としては、

市川海老蔵さんや、その父市川團十郎さん、妹の市川ぼたんさん、

海老蔵さんの娘堀越麗禾ちゃん、

40台で歌舞伎界に飛び込んだ香川照之さんの息子政明くんや

などが青山学院に通っています。

 

こうしてみると市川團十郎一門は青山学院を選ぶ傾向があるようにも見えますね。

 

・暁星学園

暁星学園は千代田区にある幼少中高一貫教育を行うフランス系カトリックの私立男子校。

松たか子さんの兄・十代目松本幸四郎(七代目市川染五郎)さん、

市川右團次さんの師匠の実子でもある香川照之さん、

ソルマックのCM等歌舞伎以外でも活躍する四代目市川猿之助さん

などが同校出身の梨園関係者です。

 

もっとも、近年暁星学園は東大合格者を毎年多数輩出するほど進学校化しており、

歌舞伎界との関係も希薄になっているともいわれています。

 

・慶應義塾

慶應義塾は小学校から大学・大学院まで系列校を有する私立学校です。

附属校からは大学受験なしに慶應大学まで内部推薦で進学可能なのは青山と同じですが

入試の難易度はいずれも慶應>青山。

慶應義塾大学はもちろん、附属の中学高校も偏差値70を超える超難関校そろいで、

小学校にあたる慶應義塾幼稚舎はお受験の最高峰といわれています。

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

梨園関係者では

香川照之さんの父・二代目市川猿翁さん(慶應義塾中等部~慶應義塾大学文学部国文学科卒業)

四代目市川猿之助さん(暁星高校~慶應義塾大学文学部国文学専攻卒業)

市川右團次さん(慶應義塾中等部~慶應義塾大学法学部政治学科卒業)

などが慶應出身です。

 

團十郎一門が青山なのに対し、

猿之助一門は慶應を選ぶ傾向があるようにも見えますね。

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子供(息子)市川右近(タケル)の小学校はどこ?

市川右團次さんは2006年12月に9歳年下の女性と結婚(三度目)をしています。

そして2010年4月18日には第一子となる長男タケル君が誕生

師匠の市川猿翁さんがヤマトタケルからとって命名したのだそうです。

タケルくんは5歳で初舞台を踏むと

2017年1月に父親の名跡を引き継ぎ、市川右近(二代目)を襲名しました。

※父親は市川右團次(三代目)を襲名

 

そして週刊女性PRIME2017年4月11日配信記事「瑛太、息子の小学校入学式に参加するも芸能人オーラ隠せず」には小学校の入学式に向かう市川右團次さんと息子タケル(市川右近)君の姿が。

記事本文には「都内の私立大学付属の超名門校小学校」とだけ書かれていましたが、

そこには制服姿のタケル(市川右近)くんの写真が(下のツイートの左側の写真)添付されていました。

 

また週刊女性PRIME2018年3月26日配信記事「市川海老蔵「長女を名門小学校へ」お受験パパ奔走一年」では、

タケル(市川右近)君は市川海老蔵さんの母校(=青山学院)とは別の学校に通っていることが示唆されています。

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

市川海老蔵さんの母校青山学院ではないことや、入学式の記事の画像にある制服の特徴からすると、

タケル(市川右近)くんが通っている小学校は慶應義塾幼稚舎でしょう。

追記:市川右團次は2023年3月21日のブログ投稿「昨日、無事卒業式❗️」に制服姿のタケルくんや学校で撮った写真を投稿しています。

写真には慶應義塾幼稚舎の校門前やペンマーク(慶應のシンボルマーク)が写った卒業式の看板も映っていました。

進学先中学校についてはこちら

 

先述の通り、慶應義塾幼稚舎は慶應義塾大学の附属小学校にしてお受験の最高峰。

2018年の入試倍率が

慶應義塾幼稚舎:10.4倍

青山学院初等部:5.1倍

となっていることからもわかるように、

入試の難易度は青山学院よりもさらに上です。

 

先ほども書きましたが、

青山学院

・市川團十郎

・市川海老蔵(息子)

・市川ぼたん(娘)・

・堀越麗禾(孫)

慶應義塾

・三代目市川猿之助(現猿翁)

・四代目市川猿之助

・市川右團次(三代目の弟子)

・市川右近(右團次の息子)

 

これを見ると、

・市川團十郎一門は青山学院

・市川猿之助一門は慶應義塾

という学校選びの傾向があるようにも見えますね。

歌舞伎界での格は市川團十郎>市川猿之助ですが、

学歴では市川猿之助>市川團十郎になりつつあるのかもしれません。

歌舞伎界の幼稚園学校選びの記事を読む

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