女優の南果歩さんには息子がいます。
実の父親である辻仁成さんはミュージシャンで作家、
母親の再婚相手で養父の渡辺謙さんは国際的俳優、
と芸能一家で育ってきた南果歩さんの息子さん。
高校卒業後に渡米し、三人の親とはまた別の芸術の世界に飛び込みましたが、そこは奇しくも養父・渡辺謙さんの父親と同じ場所だったようです。
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南果歩長男の家族関係
実父:辻仁成
南果歩さんは1995年にミュージシャンで作家の辻仁成さんと結婚。
同1995年に第一子となる長男が誕生します(※この記事の主役です)。
しかし、二人は2000年3月に離婚。
長男は南果歩さんと暮らすこととなりました。
※辻仁成さんは2002年に中山美穂さんと再婚し2004年に男の子が誕生するも2014年に離婚。
養父:渡辺謙
その後南果歩さんは2005年12月3日に渡辺謙さんと再婚。
二人は2002年にドラマ「異端の夏」(テレビ東京2003年放送)で共演したことをきっかけに友人となり、渡辺謙さんと前妻の離婚後に本格交際に発展したそうです。
渡辺謙さんは前妻(一般女性)と1983年に結婚し2005年3月に離婚していますが、
前妻との間には
1984年8月1日生まれの長男・渡辺大さん、
1986年4月14日生まれの長女・杏さん、
と二人の子供がおり、二人は共に俳優として活躍しています。
渡辺謙さんは再婚後、南果歩さんの連れ子と養子縁組をしたそう。
南果歩さんの長男から見れば、辻仁成さんは実父、渡辺謙さんは養父です。
一時期は3人でロサンゼルスを拠点に暮らしていたそうですが、南果歩さんと渡辺謙さんは2018年5月17日に離婚を発表しています。
出産時のエピソード
南果歩さんは自身のサイトkaho-minami.com内で、2014年8月31日に息子さんに関するエッセイを公開しています。
それによると、息子さんは、南果歩さんは妊娠中毒症により妊娠9か月での緊急帝王切開で生まれたそう。
息子さんはわずか2110gでした。
しかし、大変だったのは息子さんよりも南果歩さんの方だったようで、帝王切開直後に南果歩さんはICU(集中治療室)へ。
病状は担当医が家族に「これ以上血圧が上がったら覚悟してください」と告げるほど重いものでした。
南果歩さんも死の可能性を感じ、母を知らずに生きていくのは不憫だからとICUで息子へのビデオメッセージを作成したそうです。
しかし、「息子を残してこの世を去るのは死ぬよりも辛い」と南果歩さんは必死に闘病。
まずは体に連れられたチューブを外す、次はICUから一般病棟へ移る、その次は一人でトイレに行けるようになる…その都度目標を設定し、見事回復しました。
出産を通じて生のすばらしさと恐ろしさを実感した南果歩さんは、息子は我が子であって私のものではない、息子を一人前に育てて社会に返すのが親の責任だ、と育児に勤しんだそうです。
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大学はアメリカの美術大学?
南果歩さんは先のエッセイに、
これから息子は日本を離れ、遠い空の下で新しい生活をスタートさせる。
と書いていました。
このエッセイは2014年8月31日に書かれたものですから、高校卒業後に日本を発ったということでしょう。
そして、南果歩さんは2017年に大学生活を送る息子に会うためにサンフランシスコに行った旨のツイートをしています。
サンフランシスコを訪れたのは、息子に会うためでもありました。
すっかり大学生活にも慣れ、自分の道を誠実に進んでいる姿に母は感動(親バカです)。
そんなこと言うタイプではないはずなのに、ランチして別れ際に「母さんも元気で。愛してるよ」
涙出そうになるのを必死に堪える母でした。 pic.twitter.com/z81NEJ5BhL— kahominami 南 果歩 (@kahominami) February 19, 2017
また2017年7月13日放送の「ごごナマ」(NHK総合)に南果歩さんが出演した際、
21歳の息子はアメリカで絵の勉強をしている、と版画作品とともに紹介されていました。
サンフランシスコは、アカデミーオブアート大学(Academy of Art University)、カリフォルニア美術大学(California college of the art(CCA))、サンフランシスコ・アート・インスティチュート(San Francisco Art Institute(SFAI))など、芸術系の大学が多数存在しています。
南果歩さんの息子さんも、こういった美術系の大学で学んでいるのでしょう。
南果歩さんのツイッターには、2015年に養父渡辺謙さんがトニー賞主演男優賞にノミネートされた舞台「王様と私」の初日に息子さんが送ったという絵がアップされていました。
謙が「王様と私」で、トニー賞の主演男優賞にノミネートされました!勿論アメリカの舞台ですが、今まで日本で仕事で携わった皆様のお陰でもあります。本当にありがとうございました!
息子が初日に送った絵を楽屋に飾り、毎日頑張っています! pic.twitter.com/Er6xDGS7vP— kahominami 南 果歩 (@kahominami) April 28, 2015
先の南果歩さんのエッセイの日付(2014年8月31日)と絵の日付(2015年4月26日)からすると、大学1年生の時に書いた作品でしょうか。
また、先の「ごごナマ」について書かれた2017年7月13日の南果歩さんのブログ記事「果歩さんインタビュー」では、
美大生で画家の息子さん、とされていますから、ただ学生をしているだけはなく既にプロとしての活動もしているのかもしれません。
ちなみに、息子さんは学生結婚しているようです→詳細を読む
養父の父は画家渡辺亮一
養父の渡辺謙さんは自身が画家を演じたドラマ「浮世の画家」(NHK)の取材会(2019年3月15日開催)で、
実際は絵があまり得意ではなく、以前娘の杏さんに絵葉書を送った際に「なんだこれは一体?」といわれてしまった、といったエピソードを話していました。
しかし、渡辺謙さんの父・渡辺亮一さんは画家です。
潟県魚沼市周辺のニュースを配信するサイト「魚沼WEBニュース」2006年8月12日配信記事によれば、
渡辺亮一さんはもともと教師をしていましたが、42歳の時に病気により右上肢麻痺の障害を負ったそう。
その後左手でパステル画を描き始めると、1992年にはNHK厚生文化事業団賞を受賞し
、2001年には息子渡辺謙さんとの親子展も開催しています。
南果歩さんの息子さんは渡辺謙さんの養子ですから、渡辺謙さんの父親と血のつながりがあるわけではありません。
しかし、祖父との交流があったのであれば、その影響で絵が好きになった可能性はあるかもしれませんね。
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