二階堂ふみさんは1994年生まれながら、既に日本アカデミー賞、ヴェネツィア国際映画祭をはじめ多数の受賞歴を持つ実力派女優。
また慶應義塾大学に通う大学生でもあります。
同じ学部には芸能人も複数おり、多くは芸能活動と学業を両立して卒業していくようですが、
二階堂ふみさんは2019年に大学6年目に突入するよう。
学業は女優業ほど順調ではないようです。
二階堂ふみさんの留年の原因はどこにあるのでしょうか。
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高校は都立八潮高校
Wikipediaによると、
二階堂ふみさんは12歳のころにフリーペーパーのグラビアでデビュー、
それを見たマネージャーが沖縄までスカウトに来たことで芸能界に入りました。
以後東京と沖縄を行き来しながらファッション誌のモデルや女優業等をこなしていましたが、
中学卒業とともに上京し、東京都立八潮高校に進学しました。
八潮高校の偏差値は43(サイト「みんなの高校情報」掲載のもの)と決して高くはありませんが、
薬師丸ひろ子さん、関根勤さん、SEKAI NO OWARIのDJ LOVEさんやFukaseさんなど、有名芸能人の出身校として知られています。
2014年12月10日放送の「TOKIOカケル」(フジテレビ系)で二階堂ふみさんが語ったところによると、
高校時代は極貧生活を強いられていたそう。
お金がなくてお米が買えず、芋を大量に買い込んでそれを主食にしていたといいます。
また、家に友人を呼ぶ際には、入場料として1人につき2合のお米を徴収していた、とのこと。
高校3年生になるころには映画やドラマに引っ張りだこになっていましたが、上京当初は苦労していたようです。
大学は慶應義塾大学総合政策学部
高校3年生時の二階堂ふみさんは多くの映画やテレビドラマに出演していました。
それらの作品での演技が評価されて2013年には第36回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、複数の映画賞を受賞することとなりますが、
他方では多忙のために現役での大学受験を断念しています。
しかし、大学進学をあきらめない二階堂ふみさんは撮影現場にも参考書を持ち込み受験対策を継続。
1年後の2014年に慶應義塾大学総合政策学部に合格しています。
新進気鋭の女優の難関大学合格は大きな話題となりました。
慶應義塾大学総合政策学部は偏差値70(サイト「皆の大学情報」ほり)とかなりの難関ですが、二階堂ふみさんが利用したのはAO入試です。
AO入試とは、ペーパーテストの点数ではなく、学校側が求める学生像を基準として合否を決める入試の形式。
一般入試を突破できるだけの学力は必ずしも必要でなく、社会での実績も大きな加点事由となるため、この形式で有名大学に進学する芸能人も多いようです。
例えばSexy Zoneの菊池風磨さんはAO入試で二階堂ふみさんと同じ慶應義塾大学総合政策学部に入学(2017年3月に卒業)しています。
慶應義塾大学総合政策学部は1990年に湘南藤沢に開設された比較的新しい学部で、学部を超えて様々な科目を履修することができるなど自由度が高く人気があります。
2014年2月22日の日刊スポーツによれば、二階堂ふみさんは当初は文学部志望だったそうですが、経験とともにより広いジャンルを学びたいと考えるようになり、同学部を選んだのだそうです。
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大学は留年中
2014年入学の二階堂ふみさんは順調にいけば2018年3月に大学を卒業予定でした。
しかし、2018年4月5日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日)に出演した二階堂ふみさんは、現在大学3年生であり、「同級生はもう卒業して、私は遅れているので頑張らなきゃなと思っています」と語っていました。
一般入試以外の方法で難関大学に入学した結果、基礎学力不足で進級が危うくなる、という話はたびたび聞きます。
学力が重視されないAO入試で入学すると、その後苦労することはありうるでしょう。
しかし、二階堂ふみさんの場合は別の事情があったよう。
週刊女性2019年3月5日号の記事には慶大生の話として、
「大学1年生のころはよく学内で彼女を見ましたが、2年ほど前から全然見なくなりました。あまりにも学校に来ていないので、学生の間でも“仕事が忙しくて中退したのではないか”とウワサになっていましたよ」
「SFCの必修科目は、20~30人程度の少人数の講義が多いんです。そういう授業では出席が重視されます。仕事が忙しいと、どうしても出席日数が足りなくなるのでしょう」※SFC=総合政策学部のある湘南藤沢キャンパス
といった記述がありました。
二階堂ふみさんは大学入学から現在までに30本近い映画ドラマに出演しています。
平日休日を問わず長時間拘束される映画やドラマの撮影が多いと、なかなか大学に通う時間もとれないのでしょう。
また、二階堂ふみさんが通う総合政策学部は都内ではなく神奈川県の湘南藤沢にあり、慶應内部では「陸の孤島」と揶揄されるほどアクセスしづらい場所にありますから、なおさら大学に通うのが難しいのかもしれません。
上記週刊女性の記事には
「昨年の夏ごろ、二階堂さんは周囲に“最近は全然、大学に行けてないから辞めることも考えている”と漏らしていたそうです。仕事と勉強の両立ができないことに悩んでいたみたいですよ」(映画配給会社関係者)
「いえいえ、中退はしませんよ。仕事が忙しくてなかなか授業には行けませんが、なんとしても卒業したいと思っていますよ」(二階堂の知人)
と二通りのコメントが載っていました。
2018年の二階堂ふみさんもかなり多忙だったようですが、大学6年目となる2019年も、2月末時点でわかっているだけでも主演映画1本、ヒロイン役映画1本、連続ドラマ主演1本、と相変わらずの売れっ子ぶり。
大学には最長で8年通うことができるはずですからリミットは2021年(2022年3月卒業)ですが、確実に卒業したいのであればどこかで仕事をセーブする必要があるかもしれませんね。
ちなみに朝ドラ女優の葵わかなさんも慶應義塾大学総合政策学部に入学しましたが、朝ドラ撮影中は休学していたそう【詳細を読む】。
同じく大学在学中に朝ドラヒロインを務めた多部未華子さんも、撮影中は休学していました【詳細を読む】。
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芸能人有名人なのに学歴が高い人一覧まとめ(早稲田慶應上智編)。
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