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星野源さんが抱えている危険すぎる爆弾とは？みなさんも他人事ではないかもしれません…

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マルチゆえの多忙

俳優・ミュージシャン・文筆家等マルチな活躍を見せる星野源さん。

その活動は

歌も歌える俳優、あるいは芝居もできるミュージシャン

といったレベルではなく、

音楽活動ではゴールドディスク大賞、

俳優活動では日本アカデミー賞、

さらにはラジオーパーソナリティとしてギャラクシー賞

エッセイ集「いのちの車窓から」でブクログ大賞

など各分野で賞を受賞する本物のマルチアーティストです。

 

しかし、その多彩さが時に自らを追い込むこともあるようです。

2017年の星野源さんはドラマ「コウノドリ」の撮影と自身の全国ツアーを並行して行い、

さらには毎週の深夜ラジオの生放送や執筆活動まで抱えているそう。

そのハードスケジュールゆえに睡眠時間1時間の生活を強いられているともいわれています。

 

星野源さんは現在36歳、

一般論としてはまだ多少の無理はきく年齢でしょうし、

こういった生活を経験してきた売れっ子芸能人は決して少なくないでしょう。

 

しかし、星野源さんに関しては売れている現状を喜ぶ以上に体調を心配する声が多く聞かれます。

そしてそこには、もっともな理由があるのです。

 

31歳でくも膜下出血

星野源さんは2012年12月22日、くも膜下出血と診断されて活動を休止しています。

その時のことはエッセイ集「よみがえる変態」（マガジンハウス）に書かれていますが

それによると、

レコーディングが終わり、

スタッフで拍手をしていると急に目の前がぐにゃっと曲がり、

バットで殴られた様な痛みとともに立っていられなくなったそう。

すぐに救急車で病院に運ばれ、検査の結果くも膜下出血であることが判明しました。

 

2002年にMr.Childrenの桜井和寿さんも32歳の若さで脳梗塞を発症しましたが

くも膜下出血はそれに比べて死亡率が高く、

一般的にくも膜下出血を発症すると、

30%は1か月以内に死亡（50%としているサイトも）し、10%は高度の後遺症が残り、

元気に退院するのは60%程度、元の仕事に復帰するのは40%以下であるともいわれているようです。

（ただし患者の年齢は考慮していません。）

 

星野源さんの場合も、手術の際担当医は、本人に対しては絶対に助かるといいつつも、

周囲には後遺症の可能性を含め全快の可能性は低い、と語っていたといいますから

症状も決して軽いものではなかったのでしょう。

 

手術は無事成功しましたが、術後の生活もかなり過酷だった様子。

飲食もできず、手術後3日間は不眠不休で爆発的な頭痛と神経過敏に耐えなければならず、

今すぐにでも窓から飛び降りて死んでしまいたい、

と考えるほど精神的にも消耗していたようです。

 

その後3か月程の休業を経て、

星野源さんは2013年2月28日に仕事に復帰しましたが、

同年6月ごろの定期検査で医師から再発を宣告されます。

（くも膜下出血は再発率が高い病気で、10年以内に60%以上の人が再発するともいわれています。）

経過観察と新たな措置が必要との診断を受け、治療に専念するために星野源さんは再び活動休止を余儀なくされました。

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先のエッセイ本によれば、

状況は前回より深刻で、手術予定日の数か月後の新曲リリースの際に、

自分がしゃべったり歩いたりできているかどうかもわからなかったのだそう。

手術やリハビリは前回よりも断然過酷だったようですが、

星野源さんは2013年9月26日に手術が無事成功したことを発表。

2014年2月6日に、日本武道館で復帰ライブを行いました。

 

その後は2017年まで再発したという発表はありませんが、

睡眠時間1時間の超ハードスケジュールをこなしていると聞くと

ファンならずとも心配になりますね。

くも膜下出血の原因

そもそもくも膜下出血はどのようなことが原因で起こるのでしょうか。

くも膜下出血のリスクを高めるものとして喫煙習慣や、家族の病歴、ストレスなどがあげられますが

最大のリスクと言われるのが高血圧。

高血圧の人は正常な血圧の人と比べるとくも膜下出血のリスクが3倍高くなるともいわれています。

 

また、近年星野源さんと同じように20台30台のくも膜下出血が増加傾向にあるそうですが

その理由として食生活の変化により塩分過多になっていることなどがあげられます。

 

星野源さんは2013年に一度目の復帰を果たした際、

ラジオ収録中に携帯式の血圧計で血圧を測っていましたから、

血圧には気を使っているのでしょう。

 

また、ストレスがリスクになるのであれば、

現在の忙しすぎる状態も再発のリスクを大きくするのかもしれません。

 

くも膜下出血と後遺症

くも膜下出血の後遺症として

運動障害、発声障害、言語障害、人格や精神面の変化などがありますが、

若年者の発症の場合、回復も早くリハビリもしっかりと行うことができるため、

一般的に予後は非常に良いといわれており、

昏睡状態にならなければ日常生活に支障は出ないことが多いようです。

 

復帰後の星野源さんは音楽・俳優・ラジオ等を精力的にこなしていますが

目に見える後遺症はないようです。

だからこそ事務所も馬車馬のごとく働かせいているのだと思いますが…

 

もっとも、後遺症ではありませんが、心境の変化はあった様子。

一度目の復帰後のインタビューでは

いつか死ぬことを実感したので周りの目を気にせずより好きなことをやっていこうと思うようになった

と語っていました。

 

少々ハードスケジュールすぎる気はしますが、

現在の多忙ぶりも星野源さんの好きなことをやっていきたいという願望には沿っているのかもしれませんね。

 

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