情報を混ぜて深読みすると新たな発見がある。

タレントの福田萌さんと中田敦彦さんは、福田さんが横生国立大学経営学部卒、中田さんが慶應義塾大学経済学部卒の高学歴夫婦です。

高学歴な親は、子供をお受験で名門幼稚園・小学校に入園入学させたがるケースも多いですが、

かつて中田敦彦さんは2016年の日経Dualの連載で「わが家ではお受験はしないことに決めました」と語っていました。

ところが、福田萌さんは2019年9月16日の自身のブログの記事で「息子が今年幼稚園受験を控えている」旨書いています。

一体どういうことなのでしょうか。

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家族構成と就学年

福田萌さんと中田敦彦さんは2012年6月に結婚しています。

二人の間には、

2013年7月29日に第一子となる長女、

2017年1月22日には第二子となる長男が誕生しています。

 

長女は2017年4月より幼稚園に通い始め、2020年4月に小学校入学予定。

長男は2020年4月に幼稚園入学予定。

仮にお受験をするのであれば、長女長男ともに2019年中に入試があるのではないかと思います。

 

長女プレスクール報道

週刊女性2015年6月30日号（週刊女性PRIME2015年6月17日配信）の記事「“炎上ママ”福田萌、年200万円プレスクールでお受験対策」では、

福田萌さん中田敦彦さんの第一子となる長女（当時1歳10か月）が、高級プレスクールに通っている、と報じられています。

※プレスクールとは幼稚園入園前に入る保育教育施設

記事には、

・長女は生後3か月の頃から年間最大200万円かかるプレスクールに通っていた

・現在（記事当時）通うプレスクールも年間最大200万円かかる超高級プレスクール

・オバマ大統領やウイリアム王子が受けた教育法を取り入れたプログラムもある

・名門幼稚園受験の準備をしているそうだ（ママ友談）

といったことが書かれていました。

 

中田敦彦の子育て観

他方で中田敦彦さんは日経DUALの連載「中田敦彦イクメンアップデート中」の第1回記事で自身の子供の学校に関して

・小学校受験はしない

・中学も私立は受験しない予定

・高校大学もできれば国公立に行ってもらいたい

と語っています。

また、幼稚園選びに関しては、小学校受験をするか否かから逆算する旨語っていますから、

青山学院幼稚園のような有名大学附属幼稚園はもちろん、少なくとも御三家とよばれるような小学校受験に強いといわれる幼稚園の受験は考えていなかったことがうかがえます。

 

お受験をしない最大の理由は、我が子には親が与えずとも自分で望む環境（学歴など）を勝ち取る力があると信じているから。

また、第二子第三子を考えた時の経済面も理由として挙げていました。

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長男は幼稚園受験をする？

ところが福田萌さんは2019年9月16日のブログ記事「息子の写真撮影」に

ついこの間生まれたばかりと思っていた息子は、

早いもので、今年、幼稚園受験を控えています。

 

今日は写真スタジオで、

書類用の証明写真を撮りに行きました。

おめかしして、おすまししているのですが

（中略）

カメラに収まったひきつった息子の画像を見た私は

どこかで見覚えがあるな〜と。

そうだ！

（※画像：子供達の証明写真の比較絵）

「3年前の娘の顔とおんなじ！」笑笑

と綴っています。

 

これを読む限り長男は今年幼稚園受験をするようです。

さらに（同様の証明写真を3年前に撮影している）長女も幼稚園受験をしていたこともうかがえます。

先の連載では中田敦彦さんは幼稚園受験も考えていなさそうな雰囲気でしたが、一体どういうことなのでしょうか。

 

可能性1：心変わり

まず考えられるのは、お受験に関する考えが変わった、ということでしょう。

お受験で名門大学附属に入り高校大学受験に費やす時間を他のことに充てることで、学歴を確保しつつ他分野で成功する可能性は少なからずあります。

また、有名大学附属幼稚園・小学校は、同時に芸能人御用達幼稚園・小学校であることが多いですが、そこには「芸能人の子供」という理由で周囲から浮いたりいじめられたりすることを防ぐという意図もあるようです。

 

そして、先の連載で中田敦彦さんはお受験をしない理由として経済理由も挙げていましたが、

ここ数年で中田敦彦さんの仕事は変化しているように思います。

テレビでの露出こそ減っていますが、他方ではYOUTUBE、オンラインサロン、アパレルブランド経営など、中田敦彦さんは様々な事業を手掛けており、一部ではその年収は1億に届くのではないかともいわれているようです。

金銭的な不安が少なくなったことで、やはりお受験に挑もうと考えるに至った可能性もゼロではありません。

 

可能性2：いわゆる“お受験”ではない

また、福田萌さんはブログで「幼稚園受験」という言葉を使っていましたが、これは芸能人がこぞって目指すような“名門幼稚園の受験”を目指しているわけではない可能性もあるでしょう。

 

福田萌さんは2019年1月18日のブログ記事「NHK平成ネット史を再放送してほしい理由」で

娘を幼稚園バスのバス停まで送りに行った夫が

帰ってきました。

と書いていますが、

青山学院幼稚園のような有名大学付属や、幼稚園御三家といわれるような小学校受験に強い幼稚園は、送迎バスがないところがほとんどのようです（遠方からの通園も多く送迎が困難だからでしょうか？）。

 

また、二人の長女は幼稚園受験を控えている長男の3歳年上です。

仮に小学校受験をするのであれば、長男と同じく今年ですが、先のブログ記事には長女の願書用写真を撮ったとは書かれていません。

また、ブログでも小学校受験については特に書かれていないようです。

 

こういったことからすると、小学校受験をしないという方針は変わっておらず、

福田萌さんのいう「幼稚園受験」とは、青山学院幼稚園のような名門大学附属や枝光会幼稚園のような幼稚園御三家といった売れっ子芸能人にありがちな“名門校のお受験”ではないのかもしれません。

 

人間の神経系は出産直後から急速に発達し5歳ごろまでに大人の8割に達するといわれ、その時期をどのような環境で過ごしたかは子供の人生にとって重要です。

そのため、教育投資の費用対効果が最も高いのは就学前の教育である、との研究も。

【こちらの記事】に書いた通り、福田萌さんの実家は保育園・幼稚園を営んでおり、こういった考えがあることも知っているでしょう。

プレスクールや幼稚園も学歴や小学校受験とは関係なしに、子供の発育を考えて選んだのかもしれませんね。

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