木南晴夏の姉妹木南清香はヨシヒコ共演女優。宝塚ごっこが姉妹女優を作った？

女優の木南晴夏（きなみはるか）さんの家族と言えば、

多くの人が思い浮かべるのは2018年6月26日に結婚した俳優の玉木宏さんでしょう。

しかし、実は木南晴夏さんの姉も芸能界で活躍しています。

姉の木南清香さんは舞台を中心に活動する女優。

木南晴夏さんはテレビを中心に活動しているため基本的に二人が同じ現場に居合わせることはありませんが、時には共演することもあります。

この記事では木南姉妹の経歴と共演の経緯等を紹介します。

姉妹の原点は宝塚

木南晴夏さんと姉の木南清香さんは共に幼いころから宝塚歌劇団が大好きだったそうです。

そのきっかけとなったのが、天海祐希さんがオスカルを演じた「ベルサイユのばら」。

当時木南晴夏さんは幼稚園児、姉木南清香さんは小学校3年生でしたが、

布団をドレスにしたりトイレットペーパーの芯を鈴に見立てたりして二人で「ベルばらごっこ」に夢中になったといいます。

妹木南晴夏は映像作品女優

妹の木南晴夏さんは高校在学中の2001年に「夏の高校野球PR女子高生」そして『第1回ホリプロNEW STAR AUDITION〜21世紀のリカちゃんはあなた!!〜』でグランプリを獲得して芸能界入り。

2004年に女優業を始めた当初は主演にあこがれていましたが、

ヒロイン役のオーディションに行っても脇役で採用される日々が続きます。

自分に主演は無理なのか？と悩んだこともあったそうですが、

2008年から2009年の映画「20世紀少年」シリーズでヒロインの友達役を演じた際に注目を浴びたことで脇役の魅力ややりがいに目覚め、

2018年までの14年間で実に100本以上のテレビドラマや映画に出演する売れっ子バイプレイヤーとなっています。

姉木南清香は舞台女優

他方で姉の木南清香さんは舞台の道に進みます。

木南清香さんのブログにあるプロフィールを見ると、

・夕陽丘高等学校音楽科声楽専攻卒業

・京都市立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業

・関西二期会オペラスタジオ予科修了

・東宝ミュージカルアカデミー卒業

と学生時代から舞台やミュージカルの女優を目指していたことが見て取れますね。

※この記事はインフォちゃんぽんが執筆しました。

そして、木南清香さんは劇団四季に2006年から2007年に2年ほど在籍し、「オペラ座の怪人」や「ライオンキング」に出演。

その後3年ほどOLとして働いていたそうですが、再び舞台の世界に戻り東宝ミュージカル等で活躍しています。

ちなみに東宝は木南姉妹が幼い頃にあこがれた宝塚歌劇団と同じ阪急阪神東宝グループ。

そのため、東宝ミュージカルには宝塚出身の女優も多数出演しているようです。

勇者ヨシヒコでの共演

上記のように、木南姉妹はともに女優として活動していますが、

妹木南晴夏さんはテレビや映画といった映像作品、姉木南清香さんは舞台、と活躍の場を胃活躍の場を異にします。

そのため、基本的に共演することはありませんが、

2016年のドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」（テレビ東京）第七話で二人は共演を果たしています。

マイナビニュースが2017年2月15日に配信した木南晴夏さんのインタビュー記事によると、

この共演は妹の木南晴夏さんの発案で実現したそう。

木南晴夏さんは「ヨシヒコ」シリーズ前作に出演していますが、

脚本演出を務める福田雄一さんがミュージカルの演出も手掛ける関係で姉木南清香さんとも面識がありました。

そこで、台本をもらってミュージカル回、しかも二人の大好きなベルばらのコントであることが分かったところで、アンサンブルに姉を入れられないかと直訴。

すると福田雄一さんは「ぜひぜひ！むしろありがたいです！」と快諾してくれたといいます。

現場で木南清香さんは、オスカル役の元宝塚雪組トップスター・壮一帆さんを見て、

「ベルばらだ！」「宝塚の舞台に立つ夢が叶ってよかった！」と涙したそう。

もちろん、「「ヨシヒコ」のコントだから！」と福田雄一さんにツッコまれたそうですが、

たとえコントとはいえ、憧れのタカラジェンヌとのベルばらでの共演はやはりうれしいでしょう。

前回のヨシヒコにて、幼少からの夢であった姉妹共演を果たしました。しかも二人の大好きなベルばらごっこ。
ごっこにも関わらず夢が叶ったと号泣する姉に、いや叶ってないから！ヨシヒコだから！と、福田さん。
ごもっともです。 pic.twitter.com/HFJU4xpv32

— 木南晴夏 (@kinamiharuka) November 23, 2016