原田知世の姉原田貴和子の現在は死去説一蹴の名女優。姉妹原田美枝子説は誤解。


原田知世さんはデビュー直後に映画「時をかける少女」で日本アカデミー賞新人賞を受賞するなど現在でも女優として活躍していますが、実は姉の原田貴和子さんも女優です。

原田知世さんほど第一線で活躍し続けていたわけではないものの、アラフィフになってから有名映画祭で最優秀助演女優賞を受賞するなど存在感を見せています。

この記事では、そんな原田知世さんの姉・原田貴和子さんのデビューから現在までをまとめました。

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女優姉妹

原田貴和子さんは1965年生まれで原田知世さんは1967年生まれですが、

しかし先にデビューしたのは妹の原田知世さん。

1982年に「角川映画大型新人募集」の特別賞を受賞し14歳で芸能界入りしています。

 

ちなみにネット上ではなぜか女優の原田美枝子さんと姉妹であるとの噂があるようですが、

原田知世さん原田美和子さんが長崎県出身なのに対し、原田美枝子さんは東京都出身です。

 

姉原田貴和子のデビュー

姉の原田貴和子さんのデビュー作は1986年のスペイン・イタリア・日本の合作映画「アフガニスタン地獄の日々」です。

もっとも、これは日本では劇場公開されずビデオが発売されたのみ。

原田貴和子さんの日本国内デビューは同年の映画「彼のオートバイ、彼女の島」でした。

同作で原田貴和子さんは主演を務めています。

 

姉妹共演(結婚前)

それぞれに芸能活動をしている原田知世さんと姉原田貴和子さんですが、二人の共演もたびたび話題になっています。

2019年3月時点で二人の競演は3回ですが、原田貴和子さんの結婚前のものは以下の2つです。

 

姉妹共演1:映画「私をスキーに連れてって」(1987年)

原田知世さんが主演、姉の原田貴和子さんは原田知世さんの恋人のスキー仲間を演じています。

この映画は社会現象となり原田知世さんは日本アカデミー賞話題賞を受賞。

また80年代のスキーブームの火付け役といわれるのもこの映画です。

さらに公開から30年後の2017年にもJR東日本のキャンペーン「JR SKI SKI」に起用されました。

ちなみに同映画には叶姉妹の叶美香さんが旧芸名「玉乃ヒカリ」で出演しています。

 

姉妹共演2:映画「結婚」(1993年)

同映画は3話からなるオムニバス映画ですが、原田知世さんと原田貴和子さんはそのうちの1つで共演しています。

原田貴和子さんが演じたのは、陣内孝則さん演じる主人公に突如結婚を迫った売れっ子女優。

原田知世さんが演じたのは密かに主人公に恋心を抱いている主人公の高校の後輩でした。

 

結婚

原田知世さんの姉原田貴和子さんは2001年に会社員の男性と結婚しています。

女性自身HP2014年1月20日配信記事によれば

記事の時点で長男12歳長女10歳とのことですから、

・2002年に長男誕生

・2004年に長女誕生

ということでしょう。

 

Wikipediaによれば結婚当初は引退していたようですが、

長男が生まれた翌年の2003年にはテレビドラマ『女と愛のミステリー「獄門鳥」「花の罠-奈良・大和路殺人事件」』に出演しています。

 

もっともwikipediaにある原田貴和子さんの結婚中の出演作品は映画ドラマ合わせても5本程度。

先の女性自身HPの記事(2014年1月20日配信)によれば、

復帰したとはいっても原田貴和子さんが最優先にしていたのは子育てで、家を空けないために仕事はセーブしていたのだそうです。

ネット上では死亡説などもささやかれているようですが、それは仕事をセーブして露出が減ったことも一因なのでしょうか。

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離婚

原田貴和子さんは結婚から10年後の2011年に離婚しています。

もっとも当時はそれが公表されることはなく、離婚の事実が世間に知られたのは3年後の2014年。

妹・原田知世さんの2013年末の離婚に関する取材中に偶然発覚したようです。

 

離婚原因などは不明ですが、オリコン2014年1月21日配信記事には、

所属事務所の説明によると既に離婚に際しての慰謝料等の問題は済んでいる状態で円満離婚である、とありました。

慰謝料が発生したのに本当に円満だったのかどうかは気になりますが…

 

また、先の女性自身HPの記事(2014年1月20日配信)には、

原田貴和子さんは2人の子供を抱えるシングルマザーになった、

とありますから子供は二人とも原田貴和子さんについてきたようです。

 

姉妹共演(離婚後)

先述の通り、原田知世さんと姉の原田貴和子さんは、原田貴和子さんの結婚前に映画「私をスキーに連れてって」(1987年)と映画「結婚」(1993年)で既に2回共演していました。

そして、原田貴和子さんの離婚後にも二人は共演しています。

姉妹共演3:「ペコロスの母に会いに行く」(2013年)

同作品はグループホームで暮らす認知症の母親と息子の日常を描いた話。

主演の赤城春江さんはクランクインの時点でなんと88歳、世界最高齢の映画初主演女優としてギネス世界記録に認定されています。

 

原田貴和子さんが演じたのは赤城春江さん演じる主人公の若い頃、

妹の原田知世さんが演じたのは原田貴和子さんの幼馴染の役でした。

 

先の女性自身HPの記事(2014年1月20日配信)によれば、結婚後は育児を優先して家を空けることを嫌っていた原田貴和子さんも、

同映画の撮影中は子供たちを自身の母親に預けて撮影に臨んでいたそう。

その甲斐もあってか、「ペコロスの母に会いに行く」は数々の映画賞を受賞し、原田貴和子さんも第28回高崎映画祭で最優秀助演女優賞を受賞しています。

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