マリウス葉の母親は実家神戸ルーツ台湾の華僑一族？

この記事では、マリウス葉さんの母方の家系を検証しています。

かなりの名家だったともいわれていますが…

※2022年5月12日投稿、最終更新日はタイトル下参照

家族構成

父親：マーク・シュミッヒ（ドイツ人、経歴画像等はこちら）

母親：燁明（元タカラジェンヌ、経歴詳細はこちら）

長女：マリレーナ（学歴仕事画像等はこちら）

長男：マックス（学歴仕事画像等はこちら）

次男：マリウス葉

燁明さんのブログ「ERI YOダンス&ストレッチ宝塚　燁明ようあきら」のヘッダー部分によると、

元タカラジェンヌの母親・燁明（ようあきら）さんの本名は葉枝梨（ようえり）。

後述のように母方（マリウスさんの祖母方）は関西華人社会の重鎮一家ですが、「葉」と言う名字からすると父方も華僑である可能性が高いのではないかと思います。

燁明さんも自身のブログで宝塚に入る前（小学校1年～中学校3年）は神戸にある中華同文学校に通っていたことを明かしています（※）。

※ERI YOダンス&ストレッチ宝塚　燁明ようあきら2021年9月13日投稿「2021/09/13」参照

母方祖父は真珠業

マリウス葉さんの母親燁明(ようあきら)さんの父方の実家は神戸で真珠業を営んでいたそう。

これは燁明さん自身がブログで語っています。

先述の燁明さんの本名の「葉」という苗字からすると華僑である可能性が高そうです。

私の父が神戸で真珠業をおじいちゃんの代からしてて

父が亡くなり後継がいなくて私がもったいないから父が残した真珠をたーくさんもらって来てそのままにしてるのを知ってて作りたいって！

※ERI YOダンス&ストレッチ宝塚　燁明ようあきら2021年1月29日投稿「可愛い姪っ子❣️」より引用

※父親（マリウス祖父）の写真（燁明インスタより）

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ようあきらYoEriDance&tretch葉枝梨(@eri_dance_stretch)がシェアした投稿

上記ブログ投稿を見る限り、燁明さんの父親が亡くなったところで廃業したようにも読めますが、

現在も葉姓の方が代表取締役を務める「有限会社真優」という会社が神戸にあるよう。

何か関係があるのでしょうか？

母方祖母は関西華僑重鎮一族

マリウス葉さんの母親・燁明(ようあきら)さんの母方の実家は、台湾出身の関西華人社会の重鎮・黄一族なのではないかと思います。

黄一族の主要会社（大信実業株式会社等）の現社長・黄文清氏は燁明さんの従兄弟、創業者の黄萬居氏は祖父（マリウス葉さんの曽祖父）。

マリウス葉さんはかつてテレビ番組（※）で曽祖父母が昭和天皇の弟高松宮さまと並んで撮った写真を公開していました。

神戸の有名レストラン「蘇州園」はもともとマリウス葉さんの祖母曾祖母の自宅だったそうです。

※2017年9月27日放送「今夜くらべてみました2時間SP」（日本テレビ系）

※黄一族について

50年にわたる植民地支配で日本化していた台湾出身者は、戦後に「新華僑」と呼ばれて、彼らのなかに日本の食文化の発展に重要な役割を担うものが現れた。例えば、黄萬居は、1931年に台湾より来日して貿易業を始め、戦時には干しバナナ、戦後にはキャラメルなどの販売を主にし、1948年には大阪で大信実業（現・TSインターナショナル）を設立して香港経由の中国貿易を開始した。そして1963年には香港からコックを招き、神戸の居宅を料亭式の高級中国料理店「蘇州園」として営業を始めた。その後、黄萬居やその子息の黄躍庭（※1）氏は、関西華人社会の重鎮として活躍する。一方、蘇州園は多くの著名人が足を運ぶ名店となったが、1995年の阪神淡路大震災で営業を停止した後に売却されて、ブライダルレストラン「ザ・ガーデンプレイス蘇州園」として現存している。

※岩間一弘著「中国料理と近現代日本」（慶応義塾大学出版会）P.8より引用

※1：引用元は「黄躍庭」となっているが大信実業HP等では「黄耀庭」となっている。また、蘇州園の売却先企業も黄一族の会社（株式会社ティーエスインターナショナル）であることに注意

根拠

マリウス葉さんの母親・燁明(ようあきら)さんは祖母や母親の実家が神戸の名門レストラン蘇州園であったこと、自身の従兄弟が蘇州園の現在のオーナーであること、などを自身のブログに掲載しています。

蘇州園は日本生命社長弘世現氏から同所を譲り受けた台湾出身の黄一族の会社が現在まで運営しているようですから、燁明さんの母親（マリウス葉さんの母方祖母）も黄一族の出身（創業者の娘）と推測できます。

黄一族は関西華僑の重鎮であり、日本の食文化の発展にも重要な役割を果たしたとも評されているようです。以下は出典からの引用。

※母/祖母(マリウス祖母/曾祖母)の実家が蘇州園（燁明ブログより）

母の実家だった神戸御影の蘇州園で宝塚辞めて初めてトークショーをする事が決まってましたが、、、

※ERI YOダンス&ストレッチ宝塚　燁明ようあきら2020年11月28日投稿「私物持ちがいいんです！昨日のレッスン着は35年前の！」より引用

神戸の御影の蘇州園が当時家だったおばあちゃんは99歳まで生きてました！

※ERI YOダンス&ストレッチ宝塚　燁明ようあきら2021年8月22日投稿「2021/08/22」より引用

※蘇州園現オーナーは従兄弟（燁明ブログより）

久しぶりの蘇州園で私達の従兄弟の蘇州園のオーナーもいてて…（以下略）

※ERI YOダンス&ストレッチ宝塚　燁明ようあきら2021年10月28日投稿「御影の蘇州園でアフターヌーンティー❣️」より引用

※蘇州園の来歴（運営会社サイトより）

大信実業株式会社・株式会社ティーエスインターナショナルの歴史

1931 年　創業者である黄　萬居（当時24 歳）が台湾より来日。

…（中略）…

1945 年　太平洋戦争終戦。…（中略）…この年、占領軍による接収を心配し譲渡を望まれた御影自宅を日本生命の弘世現様から譲り受けた。現蘇州園である。

…（中略）…

1948 年　大信実業株式会社　設立。　代表取締役社長　黄　萬居。

この年から全中国との幅広い貿易を促進すべく香港経由の中国貿易を開始。

1963 年　蘇州園を本格中華料理店として本場香港からシェフを招き営業開始。

1967年　創業者、黄萬居社長急逝。前黄耀庭社長就任。

…（中略）…

2001 年　大信実業創業70周年。黄文清社長就任。本社機能を東京に移転。蘇州園改装によりフルレストランサービス開始。