松坂桃李の父親は大学心理学教員で母親は保健師？

松坂桃李さんの両親は児童心理のエキスパート？

父親は早稲田大学卒のエリートだったようです。

※2020年12月11日投稿、最終更新日はタイトル下参照

“桃李”の由来

「桃李」というのはかなり珍しい名前のように思いますが、松坂桃李さんはこれが本名であることとその由来をインタビューで語っています。

桃李は「桜梅桃李」という中国の故事から、母親が命名した。「桜は桜、梅は梅、桃は桃、李（スモモ）は李。それぞれの個性を生かして、生きろという意味らしいです」。

※日刊スポーツ2009年1月25日配信記事「松坂桃李がシンケンジャーで新ヒーローに」より引用

桃李という名前は本名で、父がつけてくれました。…（中略）…司馬遷の「史記」に出てくる言葉にちなんで、「桃やスモモの木は、実の香りに誘われたくさんの人が寄ってくる。そんな魅力的な男になってほしい」という思いを込めたそうです。

※朝日新聞デジタルの有料記事「大学で教える父、怒鳴られたのは２回だけ　松坂桃李さん」（2017年1月20日）の無料部分より引用

…名前の由来にも両親のインテリぶりが見え隠れしていますが、松坂桃李さんの両親はどんな人物なのでしょうか

父親は元大学心理学教員（臨床心理士）

松坂桃李さんは父親の仕事について朝日新聞の記事で以下のように話しています。

父は大学の先生で、心理学を教えています。物静かであまりしゃべらないタイプですね。

※朝日新聞デジタルの有料記事「大学で教える父、怒鳴られたのは２回だけ　松坂桃李さん」（2017年1月20日）の無料部分より引用

松坂桃李さんの父親は臨床心理士の松坂秀雄さんです。

これは、秦野市PTA連絡協議会ホームページに掲載された「はだのP連ニュース2019年11月号②ともに生きる大切さ」（2019年11月25日）に、

最後の基調講演には、臨床心理士 松坂秀雄氏を講師に迎えました。ちなみに松坂氏は、俳優松坂桃李さんのお父様です。

とあることからも明らかでしょう。特に関係を隠してもいないようです。

松坂秀雄さんが理事（非常勤）を務める葛飾白百合幼稚園のサイトの「スタッフ紹介」のページには、

松坂秀雄さんの経歴と顔写真が掲載されています。以下は経歴の引用（改行等は修正）

理事　松坂秀雄 （○）

早稲田大学文学部・大学院文学研究科（発達心理学）

東京福祉大学大学院心理学研究科（臨床心理）　出身

『ケース・カンファレンス』・『スーパーバイズ』担当（育児相談室長）

元　神奈川県立相模原児童相談所心理判定員

元　東京福祉大学・大学院教員（＊）

現　横浜市教育委員会カウンセラー統括

公認心理師・認定臨床心理士

名前の横の（○）は非常勤、東北福祉大学教員の横の（＊）は園長資格保持者の意味。

早稲田大学出身の臨床心理士で大学・大学院教員の経験あり、市の教育委員会のカウンセラー総括を務めるなどかなり立派な経歴です。

『ケース・カンファレンス』・『スーパーバイズ』担当（育児相談室長）は葛飾白百合幼稚園での役職でしょう。

母親は保健師？

松坂桃李さんが母親に関するエピソードをメディアで語ることはたびたびあるようですが、その職業について触れたものは調べた限り見つかりませんでした。

しかし、松坂桃李さんの父親が理事を務める上記葛飾白百合幼稚園のスタッフ紹介ページを見ると同園の顧問（非常勤）に松坂佳代子さんという人物がいることがわかります。

以下は同ページ掲載の経歴の引用（改行等は修正）

顧問　松坂佳代子 （○）

元　神奈川県保健婦

元　大学保健室勤務

現　企業産業保健師

乳幼児から就園期にかけての発達についての助言者

３児の母親

養護教諭１種免許（＊）

保健師免許所持

（○）は非常勤、（＊）は園長資格保持者の意味。

「乳幼児から就園期にかけての発達についての助言者」が同園での役割であることも松坂秀雄さんと同様でしょう。

松坂佳代子さんの経歴には「３児の母親」とありますが、

松坂桃李さんはメディアでたびたび姉1人妹1人の3人兄弟であることを明かしています。

櫻井が「ごきょうだいはみんな女性？」と聞くと松坂は「姉と妹が」と返答。

※デイリー2015年1月22日配信記事「松坂桃李　姉と妹の「下僕です」」より引用

上記の通り臨床心理士の松坂秀雄さんが松坂桃李さんの父親であることはほぼ間違いありません。

松坂佳代子さんはその松坂秀雄さんと同じ苗字で同じ幼稚園に勤務。

子供の人数も同じですから、この松坂佳代子さんが松坂桃李さんの母親である可能性は高いのではないかと思います。

芸能活動への反応

上記のように松坂桃李さんの両親はお堅い職業についているようです。

父親は松坂桃李さんが芸能活動のために大学を休学したいといった際には猛反対したそう。

松坂桃李さんは朝日新聞の記事で当時を以下のように振り返っています。

父に怒鳴られた記憶があるのは２回だけ。…（中略）…「役者になりたいから大学を休学したい」と言った１９歳の時…（中略）…は、本当の大げんか。父は「芸能界なんてふざけるな」と激怒していました。公務員とか、堅い仕事に就くことを期待していたんじゃないかな。僕は半ば飛び出す形で実家を離れて一人暮らしを始め、その後何年かは、話もしませんでした。

しかしWikipediaによれば、退学後の松坂桃李さんは2012年公開の主演映画「ツナグ」で第36回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ複数の賞を受賞。

その後も数多くの映画ドラマへの主演・出演を経験し、

2019年の映画「新聞記者」での主演で第43回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど若手トップ俳優の1人にまで成長しています。

そんな息子の活躍を見て父親の気持ちにも変化があったようで、

松坂桃李さんは2017年1月28日に行われた映画「キセキ-あの日のソビト-」初日舞台あいさつで現在では父親も応援してくれている、と明かしていました