大原櫻子の父親林田尚親(画像有)は声優兼ナレーター兼俳優。

大原櫻子さんの歌唱力の高さは幼少期からのボイトレ以外にも理由があったようです。

声に定評あり

大原櫻子さんは2013年公開の人気漫画原作映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」で映画初主演を果たしました。

Wikipedia「大原櫻子」によると、

この役は5000人のオーディションを経て勝ち取ったものだったそう。

作中に歌唱シーンがあるため審査では演技力だけでなく歌唱力も求められましたが、

大原櫻子さんは監督、音楽プロデューサー、原作者の満場一致で歌唱力を認められ、演技未経験にもかかわらず主役に抜擢されました。

また同作で歌唱が好評だったのか翌2014年には大原櫻子名義で歌手活動も開始。

第56回日本レコード大賞では新人賞を受賞しています。

MOVIE Collection2013年11月29日「『カノジョは嘘を愛しすぎてる』大原櫻子インタビュー」によると、

大原櫻子さんはもともと女優志望でしたが歌うことも大好きだったそう。

小学校2年生のときに海外アーティストが気持ちよさそうに歌うのを聞いて興味を持ったことをきっかけに声楽を習いはじめ、

高校生になるとJ-POPのボイストレーニングを受けるなどしていたそうです。

声は父親譲り？

上記のように、大原櫻子さんは歌唱力にも定評があります。

これは幼いころから歌を習っていたことも大きいのだと思いますが、どうやらそれだけではないよう。

というのも、大原櫻子さんの父親は有名番組も多数担当する売れっ子ナレーターなのです。

大原櫻子さんの父親はナレーター・声優・俳優として活躍する林田尚親さん。

林田尚親さんは「ゴチになります」、「人生が変わる1分間の深イイ話」「ザ!世界仰天ニュース」「行列のできる法律相談所」（いずれも日本テレビ系）など人気番組のナレーションを多数務める人気ナレーターです。

劇団扉座40周年記念公演12月8日「ジプシー」 pic.twitter.com/mpfqWee9hW

— 林田　尚親 (@H_Naochika) December 14, 2020

父親との関係

週刊女性PRIMEは2018年11月20日に「大原櫻子、大御所声優の実父が “モンペ” すぎて業界では「使いづらい」評価」という記事を配信しています。

それによると、林田尚親さんは娘大原櫻子さんの仕事の条件などににかなり口出しをしているそう。

・ギャラの取り分や条件面が折り合わず事務所を移籍した

・移籍先でも契約更新の際に弁護士同席でギャラの取り分を増やすよう意見していた

・『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の続編のオファーを「もう胸キュン路線は必要ない」と蹴った、結果キャスティング側がオファーを出しづらくなった

・武道館公演の際に事務所に法外なギャラを請求した結果、公演自体が中止になった

ただし、記事には大原櫻子さんの事務所は週刊女性が送ったこれらの疑惑に関する質問状に対し個々に理由を示したうえで「事実ではありません」と否定している、とも書かれています。

こういった報道もあるものの、大原櫻子さんは父親林田尚親さんを頼りにしているよう。

先の「おしゃれイズム」でも発声法について父親からアドバイスをもらっている、と明かしていましたが、

2020年の朝日新聞デジタルの記事では、父親は「師匠みたいな存在」と語っていました。

父はナレーター兼俳優なので、今は師匠みたいな存在です。私がうちに帰ってお芝居の話をして、「これでいいのかなぁ」って質問すると、パッとアドバイスをくれる。「悲しいことを悲しい顔で言うよりも笑って言った方が悲しみが増す」とか「発音しにくい言葉はあまり口を開けないで言ってみたら」とか。ありがたいです。

※朝日新聞デジタル2020年12月6日配信有料会員記事「父はナレーター、私がうそ寝していたのは…大原櫻子さん」の冒頭無料部分より引用