この記事では、早稲田大学社会科学部進学が報じられた本田望結さんの大学入試形態(一般入試、推薦入試等)を検証しています。
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早大社会科学部合格報道
2023年3月17日、本田望結さんが早稲田大学社会科学部(偏差値67.5)に進学する旨の報道が出ています。
※偏差値はサイト「みんなの大学情報」2023年度版掲載の河合塾提供のもの
真っ先に報じたのは週刊女性PRIMEとスポニチ。
スポニチ記事は前日に判明したとして朝5時ちょうどに配信、
週刊女性PRIME記事もヤフーやエキサイトの転載記事が朝5時頃掲載されていますから朝5時の配信でしょう。
内容も類似する部分がありいずれも“テレビ局関係者”のコメント(同一人物かは不明)と事務所の「プライベート故回答を控える」とのコメントを掲載。
週刊女性PRIMEはこれに加えて“フィギュアスケート関係者”のコメントも掲載しています。
事務所は回答を控えるとしているももの、複数媒体が同じ時間に報じている点は本人側公認情報の解禁のようにも見えますが…
※スポニチの内容
女優でフィギュアスケーターの本田望結(18)が早稲田大学社会科学部に進学することが16日、分かった。
…(中略)…
テレビ局関係者は「学業に心置きなく取り組める上に、荒川静香さんや羽生結弦さんも卒業生でフィギュアの名門。まさに早大は本田さんにぴったりといえるでしょう」と語った。所属事務所は「プライベートに関しては、お答えを差し控えさせていただきます」と回答した。
※スポニチ2023年3月17日5時00分配信記事「本田望結 早大社会科学部進学 姉・真凜らの影響も 多忙な中で学業にも取り組む」より引用
※週刊女性PRIMEの内容
「真凜選手とは別の大学への進学が決まっていますよ。望結選手が春から通うのは、早稲田大学の社会科学部です。…(中略)…」(フィギュアスケート関係者)
進学先について、所属事務所に問い合わせると、
「プライベートのことなので、お答えは控えさせていただきます」
とのことだった。
関係者によると、高校時代の学業は優秀な成績だったという望結。
「そのため“フィギュアスケートだけでなく、しっかり勉強もできるところ”というご両親の希望もあり、早稲田大学を選んだそうです。進学後はしばらく学業に専念する予定で、これまではご家族と地元の京都で暮らしていましたが、進学のため親元を離れた生活を送ることになるそうです」(テレビ局関係者)
※週刊女性PRIME2023年3月17日配信記事「女優でフィギュアスケート選手の本田望結、小室哲哉やSKY-HIが在籍していた早稲田大学社会科学部に進学! 親元離れての覚悟の上京でしばらくは学業専念」より引用
本人はノーコメント
上記記事には進学先について「プライベート故回答を控える」旨の事務所コメントも掲載されていますが、
本田望結さん自身も同日行われてイベントでこれについて特に触れることはなかったようです(※1)。
※1:オリコンニュース2023年3月17日配信記事「本田望結、イベント登場も早大進学報道に触れず 手を合わせ会釈も事務所コメントなしの厳戒態勢」参照
第一報に入試形態の記述なし
調べた限り本田望結さんが早稲田大学社会科学部にどのような入試形態(一般入試・推薦入試等)で合格したかについては報道も公表もないようです。
※追記:当記事投稿の数時間後の2023年3月17日18時05分、東京スポーツが自己推薦であった旨報じています。
両立にこだわる理由とは――。女優とフィギュアスケートの〝二刀流〟で活躍する本田望結(18)が早大社会科学部に進学することが、17日までに複数の関係者への取材で判明。今回の決断に至った背景に迫った。
…(中略)…芸能関係者によると、同大社会科学部の自己推薦入試で合格を勝ち取ったという。
※東スポweb2023年3月17日配信記事「本田望結 早大社会科学部進学は自己推薦入試で合格 あえて〝二刀流〟継続の背景」より引用
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早大社会科学部の入試形態
早稲田大学社会科学部HPによると、同学部の2023年度入試の主な日程は以下の通り。
入試形態 | 試験日 | 合格発表日 |
全国自己推薦入試 | 一次:書類審査
二次:2022年11月20日 |
一次:2022年11月11日
二次:2022年12月9日 |
共通テストのみ方式 | 2023年1月14日15日 | 2023年2月10日 |
一般選抜 | 2023年2月22日 | 2023年3月3日 |
一般選抜や共通テストのみはなじみのある入試形態ですが、「全国自己推薦入試」は聞きなれない形態です。
学部HP掲載のパンフレットによると、「全国自己推薦入試」とは地域性を重視し全国を7ブロックに分け各ブロック5名程度の合格者を選抜する自己推薦入試とのこと。
主な出願資格は以下の通りです。
・評定平均4.0以上
・部活動、生徒会活動、資格試験、学外活動等での「優秀」あるいは「めざましい」実績
可能性1:全国自己推薦入試
芸能人が名門大学に入学する場合、その多くは推薦やAO入試のような学力試験を伴わない入試形態です。
2023年度であれば鈴木福さんがAO入試での名門私立大学合格が報じられていました【学校名等はこちら】。
早大社会科学部の場合全国自己推薦入試はこれに当たるでしょう。
先述のように全国自己入試に必要なのは学校の成績と学校の成績以外の優れた実績。
本田望結さんは高校時代にフィギュアスケートや芸能活動で実績を残しています。
また、本田望結さんが通っていたといわれる青森山田高校普通科スポーツコース【根拠はこちら】はスポーツ強豪であり学業よりスポーツに打ち込む生徒が多いですから、校外活動が忙しくても進学校よりは評定4.0以上の確保もしやすいのではないかと思います。
加えて、先述のように早大社会科学部の全国自己推薦入試は全国各地からバランスよく合格者が出るシステムになっています。
早稲田塾HP(※1)によると、2021年までの同入試の志願者は1都3県が45%を占め、他方で東北、北陸、中国、四国などでは志願者ゼロの県も散見されたそう(ゆえに2022年に都道府県制からブロック制に変更)。
本田望結さんの青森山田高校がある東北も少なくとも首都圏と比べれば競争率は低そうです。
※1:https://www.wasedajuku.com/sns/aosuisen_uni/waseda/social/
可能性2:一般選抜or共通テスト利用
芸能人の一般論にてらせば本田望結さんは上記全国自己推薦入試を利用したのではないか?と考えたくなりますが、気になる点もあります。
というのも、早稲田大学社会科学部の全国自己推薦入試の合格発表は2022年12月9日ですが、本田望結さんは約10日後の2022年12月18日のイベントで「進路は未定だが大学に行きたい気持ちはある」と発言しているのです。
フィギュアスケート選手で女優の本田望結(18)が18日、都内で「本田望結 2023年カレンダー」の発売イベントを行った。
…(中略)…
来年の目標については「進学先はまだ決まっていないですが、大学生になりたいという気持ちも強くあります。自分の知らない世界を深く知って学びたい」と力強く語っていた。
※スポーツ報知2022年12月18日配信記事「本田望結、進学先は未定も「大学生になって知らない世界を深く知って学びたい」」より引用
これが「まだ合格が出ていない」という意味であったとすれば、本田望結さんの早稲田大学社会科学部合格は一般選抜または共通テストのみ方式での学力突破だったことになります。
もっとも、この発言はその数日前にNEWSポストセブンが(※2)本田望結さんの進路予測記事(関西大学、明治大学、早稲田大学など)を掲載したことに対応しての発言だった可能性もあります。
この時点で進路を発表するつもりはなかったことから、さらなる深掘りをさけるために進学先はまだ決まっていない、とした可能性はあるでしょう。
合格したからといって必ずそこに進学先するとも限りませんから、仮に既に合格が出ていたとしても「進学先がまだ決まっていない」というのも嘘ではありません。
※2:NEWSポストセブン2022年12月15日配信記事「新成人になった本田望結が大学進学を明言、目指すモデルは「福原愛」か姉の「真凜」か」参照
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