ウルフルズの“あの名曲”のタイトルはトータス松本さんの嫁(妻)の名字からとったものだった?
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「バンザイ」リリース直後の結婚
トータス松本さんがボーカルを務めるウルフルズは1988年に結成され1992年にCDデビュー。
1995年末にリリースされたシングル「ガッツだぜ!!」がヒットしたことでブレイクし、
1996年1月リリースのアルバム「バンザイ」はミリオンセラーを記録しました。
1996年2月には同アルバムからシングルカットした「バンザイ~好きでよかった~」をリリース。
好きな女性への想いを歌ったこの曲は50万枚以上のセールスを記録し、カラオケの定番曲として今なお歌い継がれています。
また、BARKS2006年3月7日配信記事「トータス松本が語る“LOVE”の極意!? 究極のラヴソング集『YOU』を語る」に、
「バンザイ」は結婚直前の、言うなれば恋愛のピーク時に書かれたわけで、その後トータスさんは安定した家庭を築かれてますよね。
と書かれているように、トータス松本さんはこの曲をリリースした直後、1996年中に結婚しています。
その影響もあるのか、「バンザイ~好きでよかった~」は結婚式の定番ソングに。
これはトータス松本さんも実感しているようで、上記記事では以下のように語っています。
トータス松本:まず「バンザイ」から10年経って、未だにあの曲が大勢の人に愛されてるなっていうのを感じるんですよね。友達の結婚式に呼ばれても、歌ってほしいって必ず言われるし。そう思うと「バンザイ」は数あるラヴソングの中でも残れた方なのかなって。
“バンザイ(万歳)”は奥さんの旧姓?
・リリース直後に作詞作曲を担当したトータス松本さんが結婚していること、
・当時トータス松本さんが「妻にささげた曲」と語っていたこと(wikipedia参照)、
も影響しているのか、「バンザイ~好きでよかった~」には面白い噂があります。
それは、“バンザイ”というのは奥さんの旧姓なのではないか?というもの。
以下ではこの噂を検証します。
“バンザイ”の歌詞
まずは「バンザイ~好きでよかった~」の歌詞を見てみると、
“バンザイ”という言葉が出てくるのは数回出てくるサビの部分のみ。
イェーイ 君を好きでよかった
このまま ずっと ずっと 死ぬまでハッピー
バンザイ 君に会えてよかった
このまま ずっと ずっと ラララふたりで
前半の「イェーイ」に対応した喜びの言葉「バンザイ」と読むのが自然かと思いますが、
人名「バンザイ」だとしても意味は通りそうです。
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苗字“万歳”の分布
“バンザイ”という苗字は聞きなれませんが、そもそも存在する苗字なのでしょうか。
日本人の名字情報量No.1を謳うサイト「名字由来net」で調べてみると、
確かに「万歳」という苗字は存在しています。
同サイトにはその名字を持つ人がどの県に多いかも見ることができますが、
「万歳」姓が多いのは、奈良県・和歌山県・大阪府・京都府の近畿地方と、鹿児島県・宮崎県の九州南部。
奥さんがこれら地方の出身であれば、旧姓“万歳”説を補強する材料になりそうです。
奥さんの出身
トータス松本さんの奥さんは一般人であり、名前や出身地などは直接的には公表されていないようです。
しかし、トータス松本さんとの馴れ初めから奥さんの出身地をある程度推測することは可能かもしれません。
朝日新聞デジタル&w2017年6月2日配信記事「ウルフルズのメンバー、喫茶店で運命の出会い トータス松本(前編)」によれば、
トータス松本さんは兵庫県西脇市出身。
中学生の頃にギターを始め、高校生の時にRCサクセションのコンサートを見て「自分もこうなる」と決意しました。
そのためには大阪に出る必要があると考え、高校卒業後は大阪の服飾専門学校に入学。
音楽でなく服飾専門学校だったのは、音楽のために大阪に行きたいと言えば親に反対されるが、実家の繊維業と関係がある服飾専門学校への進学が理由であれば許してもらえると考えたからだったといいます。
Wikipediaによれば、トータス松本さんが進学したのは大阪デザイナー専門学校だそう。
同校はその名の通りファッションやインテリア等のデザイン系の学校ですが、
お笑い芸人の田中直樹さん(ココリコ)など、専門外の分野で大成する出身者もいるようです。
そして出典は不明ながら、インターネット上ではトータス松本さんと奥さんはこの大阪の専門学校の同級生だった、という情報が非常に多くみられます。
これが事実だとすれば奥さんは関西出身であり、“万歳”姓の多い奈良県・和歌山県・大阪府・京都府出身いずれか出身の可能性は高いのではないかと思います。
もっとも、先の名字由来netによれば、最も万歳姓が多いとされる奈良県でもその人数は20人程度。
また、wikipediaによれば、トータス松本さんは「バンザイ 〜好きでよかった〜」の発表当時は妻にささげた曲と言っていたが本当は後付け、と語っていたといいます。
こういったことからすると、トータス松本さんの嫁(妻)の旧姓が万歳である可能性はそれほど高くないのではないかと思います。
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