堀ちえみ旦那(夫)のパチンコ会社解任解雇の経緯を検証。


この記事では、堀ちえみさんの旦那(夫)の代表取締役解任報道について発覚経緯から堀ちえみさんの反論や旦那の取材への回答、その後の報道等をまとめています。

※2023年10月17日投稿、最終更新日はタイトル下参照

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旦那はSANKYO尼子勝紀

堀ちえみさんの現在の旦那さんはパチンコメーカー・株式会社SANKYO(三共)のやその子会社で働く尼子勝紀さんではないかといわれています。

 

根拠

堀ちえみさんはたびたび自身のブログで旦那さんがパチンコ関係の仕事をしていること(※1)、旦那一族の苗字が「尼子」であること(※2)、等を明かしていました。
SANKYOのイベントのニュース等に尼子勝紀さんの名前がたびたび見られたこと(※3)から、同氏が堀ちえみさんの旦那さんなのではないかといわれていましたが、
2023年10月に堀ちえみさんが「尼子勝紀オフィシャルブログ」(アメブロ)を“夫のブログ”と紹介(※4)したことで、二人の関係は公表されたといっていいでしょう。

※1:堀ちえみオフィシャルブログ「hori-day」2017年4月5日投稿「寝室の整理をしていたら、」参照
※2::堀ちえみオフィシャルブログ「hori-day」2015年9月27日投稿「尼子の末裔」2020年1月18日投稿「2020年尼子新年会」等参照
※3:パチンコビレッジ2013年3月25日配信記事「『創聖のアクエリオンII』が新筐体で登場!」等参照
※4:堀ちえみオフィシャルブログ「hori-day」2023年10月16日投稿「ちょっと…o(`ω´ )o」等参照

 

尼子勝紀の経歴

株式会社SANKYO
・1987年11月:入社
・2013年頃  :営業本部関東ブロック長 兼 東京支店長
・2015年4月頃:執行役員 就任
・2023年9月頃:執行役員 解任
・2023年9月頃:解雇
※執行役員時代のその他の役職・肩書はこちら

株式会社ビスティ(SANKYO特定子会社)
・2021年6月:代表取締役社長 就任
・2023年9月:代表取締役社長 解任(詳細は後述)

 

株式会社SANKYOは大手パチンコメーカー、株式会社ビスティはSANKYO特定子会社(※)のパチンコ機製造者です。
SANKYOのHPには執行役員の名前が10名ほど掲載されていますが、就任当初は下から2番目だった尼子勝紀さんの名前は、2023年6月にはトップに掲載。グループ内で重要な地位を占める特定子会社の社長を任されていたことからも社内序列が上がり続けていたことが推測できます。

※特定子会社とは売り上げがグループ企業内売上の10%を超えるなどグループ企業内で重要な地位を占める子会社。

 

根拠

経歴の出典はこちらの記事で紹介しています。
解任については後述。

 

子会社社長解任報道

2023年10月、堀ちえみさんの旦那がビスティの代表取締役社長を解任されたことが話題になりました。
詳細は以下で紹介しますが、私の印象としては…
ビスティ代表取締役社長解任は事実(法人登記ありとの報道)
・親会社SANKYOの執行役員も解任の可能性あり(会社HPの記述)
→※追記:SANKYOも解雇(10/27報道中の尼子氏代理人コメント)
・旦那と会社が処分に関して揉めている可能性あり(堀ちえみ10/17ブログの記述)
→※追記:旦那は裁判準備中(10/21報道中の旦那コメント)
・解任理由に関する噂(堀ちえみさんのコンサートチケットの経費購入、従業員への購入強要)の真偽は判断できず(本人および堀ちえみは否定)

…以下では解任発覚の経緯や報道を受けた堀ちえみさんの対応、報道にはなかった親会社での地位についても検証しています。

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噂の出所?(23/10/11)

調べた限りこの話題を真っ先に取り上げたのはyoutubeチャンネル「パチ屋の裏研修」2023年10月11日配信動画「【激震】えっ…ビスティ代表取締役が解任された!?一体何が…!?」です。

その概要は、ビスティ代表取締役の尼子さんが妻である堀ちえみさんの復帰コンサートの余剰チケットを会社の経費で購入し配った・従業員に購入を強めに勧めたといった公私混同が原因で同社代表取締役を解任された、という噂をSANKYO系の方からお聞きしたというものでした。

 

週刊誌報道1(23/10/16)

上記youtubeチャンネルではこれはSANKYO関係者から聞いた噂、としていましたがその数日後の2023年10月16日に女性自身は「堀ちえみ やり手夫がパチンコ会社の社長を“クビ”になっていた!同社は解任理由については沈黙」という記事を配信しています。

この記事では上記youtubeとほぼ同内容(固有名詞は伏せている)の“パチンコ業界関係者”のコメントに加え、記者が会社の法人登記簿を確認した結果や、会社への事実確認の様子が掲載されています。
それによると、法人登記簿には確かに9月30日付で取締役を「解任」、代表取締役を「退任」した旨の記載があったとのこと。
会社は記者に対し解任は認めたものの、解任理由については「プライバシーにかかわるため」として回答を控えています

 

堀ちえみの反論1(23/10/16深夜)

堀ちえみさんは女性自身の記事が配信された日の深夜にブログを更新し、上記記事を「事実無根の記事」としています。
下に該当部分を引用しますが、その主張は解任理由と報じられた夫の会社経費でのチケット購入や従業員へのチケット購入強要は事実無根というもの。
「会社との関係については夫が粛々と対応」とあることからすると、経費使用や強要の有無を含めた解任の正当事由について現在も会社と揉めているのでしょうか?
※取締役解任に正当事由がなければ会社に対し損害賠償を請求可能(会社法339条2項)。

※追記:女性自身2023年10月21日配信記事内で、旦那は取材に対し裁判準備中である旨回答

 

※堀ちえみさんの反論

夜分遅くに申し訳ございません。

このたび私の夫の仕事に関する、
事実無根の記事が配信されました。
…(中略)…
その記事の中で夫が会社のお金で、
私のコンサートのチケットを購入したとか、
部下の皆さんに私のコンサートのチケット購入を強く迫ったといった疑惑があるように書かれておりますが、そのような事実は一切ございません。

夫と会社との関係については、
夫が粛々と対応しておりますので、
私がブログで書くべきことではありませんが、
私のコンサートや活動について、
記事にあるような事実がないということについてはブログでお伝えする次第です。

※堀ちえみオフィシャルブログ「hori-day」2023年10月17日投稿「今夜のうちにファンの皆様にメッセージです」より引用

 

週刊誌報道2(23/10/21追記)

女性自身は2023年10月21日に「堀ちえみ パチンコ会社クビの夫が“経費で妻のチケット購入”疑惑に猛反論「事実無根です」」という記事を配信。
記者の取材を受けた夫は「チケットを部下に買わせたことなどは事実無根」とし、現在裁判準備中であることも明かしています。話しぶりからすると親会社SANKYOにも既に勤めていないのでしょうか?

また、記事にはAさん(夫)をよく知るS社(SANKYO)の社員のコメントとして、
・Aさん(堀ちえみ夫)は9/21にS社(SANKYO)社長室に呼び出され役員解任を言い渡されたと聞いている
・Aさんは「S社社長を訴える」と言っているようだ
・Aさんはライブチケット問題に関し「あくまで希望者を呼んだだけで、チケット代などもらっていない」と主張している
といったことも掲載されていました。

 

※旦那への取材の様子

本誌はA氏に直撃取材を試みた。

――B社の社長を解任された理由について聞かせてください。
解任については現在、弁護士さんと相談しておりまして、今後、係争することになると思います。いまはお話しできません」

――堀さんはチケットに関する疑惑については、ブログで否定されていましたが?
「妻も今回の報道にはショックを受けています。チケットを部下に買わせたことなどは、事実無根です

――今後は再就職されるのでしょうか?
「急なことでしたし、裁判の準備もあるので、(再就職の)予定はありません。これ以上はお話しできないので失礼いたします」

※女性自身2023年10月21日配信記事「堀ちえみ パチンコ会社クビの夫が“経費で妻のチケット購入”疑惑に猛反論「事実無根です」」より引用

 

週刊誌報道3(23/10/27追記)

デイリー新潮は2023年10月27日に「堀ちえみが語る、夫のパチンコメーカー「役員解任劇」 経費でチケット購入疑惑は「絶対にない」と否定」という記事を配信。
これまで報じられてきた内容のほか、記者の取材に対する堀ちえみさんの新たなコメントや尼子勝紀さんの代理人のコメントも掲載されています。
代理人コメントでは役員解任にとどまらずSANKYOを解雇されていたことも明かされています。

その後、尼子氏の代理人もこう答えるのだった。

こちら側としては正式な説明がないまま、いきなり解任と解雇をされてしまったんです。おそらく、会社側はチケットうんぬんのうさわを理由にしているのでしょうが、実際のところはよく分かりません。いずれにせよ経費でチケットを購入した事実はなく、不当な解任と解雇をされたとして、会社側と係争中です

※デイリー新潮2023年10月27日配信記事「堀ちえみが語る、夫のパチンコメーカー「役員解任劇」 経費でチケット購入疑惑は「絶対にない」と否定」より引用

 

※堀ちえみさんのコメント

果たして本当に尼子氏はチケットを経費で購入して社員に配ったのか。自宅で堀ちえみを直撃すると、
それは絶対にないです。福井は苦戦していますけど、東京も大阪も名古屋もぜんぶ、売り切れていましたから。関係者に何かをしてもらったというよりは、ファンの方々だけですごく盛り上がりましたので」

なぜ、尼子氏がクビになったのかについては、
不祥事じゃないです。悪いことはしていない。涙ぐましいほど、会社に忠誠を尽くしてやっていたので。今回の理由は後々分かると思いますが、いまは答えられないです」

※デイリー新潮2023年10月27日配信記事「堀ちえみが語る、夫のパチンコメーカー「役員解任劇」 経費でチケット購入疑惑は「絶対にない」と否定」より引用

 

親会社SANKYOでの地位は?(※追記あり)

こちらは報道(10/17時点)にはありませんが、もともとの勤め先であるSANKYO内部での地位にも変化があった可能性があります(追記:10/27報道内で尼子氏代理人がSANKYO執行役員解任および同社解雇を認めています。)。

 

先述の通り堀ちえみさんの旦那(夫)尼子勝紀さんは2015年4月頃からSANKYO執行役員を務めていましたが、2023年10月17日時点の同ページの執行役員一覧からは名前が消えていました(※5)。

尼子勝紀さんが子会社の代表取締役を解任されたのは先述の通り、そして「解任」とは任期満了に伴う「退任」や自らの意思による「辞任」と違い、会社法上の手続きを経て辞めさせられたということ。

会社法上、代表取締役を含む取締役の解任には株主総会の決議が必要(会社法339条1項)であり、ビスティ株主総会の議決権は全てSANKYOが持っています(※6)。

つまり、尼子勝紀さんを子会社ビスティの代表取締役社長から解任したのはSANKYOだということ。
子会社のトップを辞めさせる理由ありと判断したのであれば、自社の執行役員からも解任した可能性はあるでしょう。その場合単なる業績不振等が理由ではなさそうですが…

※追記:先述の女性自身2021年10月21日配信記事には「Aさん(堀ちえみ夫)は9/21にS社(SANKYO)社長室に呼び出され役員解任を言い渡された」との夫をよく知るS社社員のコメントが掲載されていますが、これは子会社の代表取締役のことではなくSANKYOの執行役員ことでしょうか?

 

また、尼子勝紀さんはビスティ代表取締役解任(23/9/30)直後の2023年10月1日にブログ(尼子勝紀オフィシャルブログ(アメブロ))を開設。
その投稿を見ると、連日堀ちえみさんや子供達と食事をしているなど比較的のんびりとした生活をしている印象を受けます。
SANKYOでも執行役員解任(降格)だけではなく、出勤停止や解雇あるいは自ら退職している可能性もゼロではないでしょうか?
先述のように、堀ちえみさんが「会社との関係については夫が粛々と対応」としている点は気になるところです。

※追記:先述のように10/21配信の女性自身配信記事内で夫は再就職の予定はなく裁判準備中である旨語っています。

※追記:先述のデイリー新潮10/27配信記事には「いきなり解任と解雇をされてしまった」との尼子勝紀さんの代理人のコメントが掲載されています。

 

※5:SANKYOポータルサイト トップ>会社情報>会社概要・アクセス 参照、以下はinternet archiveに保存された同ページの尼子勝紀さんに関する記述の変遷
2015年4月:名前あり(執行役員就任当時)
2023年6月:名前あり(子会社代取解任数か月前)
2023年10月:名前なし(解任報道直後)

※6:SANKYOポータルサイト トップ>投資家情報>IRライブラリー>有価証券報告書>2023年3月期 有価証券報告書 (PDF) P.6参照

 

※追記:騒動の顛末

第一報から約5カ月後の2024年3月、この事件の顛末を女性自身やデイリー新潮が報じています。

詳細はこちらの記事で紹介しています。

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