- 2019-5-28
- 2019年度入学芸能界お受験事情, スポーツ選手, 芸能人の子供の幼稚園・学校事情
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女子プロレスラーのジャガー横田さんには、2004年に結婚した医師の木下博勝さんとの間に生まれた息子・大維志(たいし)くんがいます。
大維志くんは2019年4月に中学校に入学しましたが、
その数か月前には、日本テレビの情報バラエティ番組「スッキリ」でその中学受験の様子が放送され、高視聴率を記録しました。
大維志君が中学受験をしたのは父親と同じ医者になるため。
そのステップとして、医学部のある大学の付属校や、医学部進学実績の高い学校を中心に受験していました。
番組では2つの私立中学校に合格したところまでが放送されていましたが、
その後の木下博勝さんのブログや週刊誌の報道によると、どうやら大維志くんは合格した学校には進学せず、公立の中学校に進学したよう。
しかし、その公立中学は名門私立顔負けのすごい学校だったようです。
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息子の進学先公立中学校はどこ?
ジャガー横田さんと木下博勝さんの息子・大維志くんが進学といわれる中学校は、千代田区立麹町中学校です。
そういわれるようになったのは木下博勝さんのブログの2019年3月26日及び同年4月12日の投稿にある大維志君の制服のボタンのデザインが麹町中学校の校章によく似ていたこと、
女性セブン2019年5月30日号に掲載された大維志君の進学先中学校に関する記事に、麹町中学校と合致する特徴が書かれていたこと、
などが理由です。
千代田区立麹町中学校について
千代田区立麹町中学校は1947年に開校された公立中学校。
永田町に近いという立地もあってか、かつては政財界関係者の子女も多数通っており、
公立全盛の時代には「番長麹町日比谷東大」(※番町小学校→麹町中学校→日比谷高校→東京大学と進学するエリートコース)という言葉ができるほどのエリート校でした。
また、麹町中学校は現在でも文京区立第六中学校、江戸川区立清新第一中学校と並ぶ区立の名門御三家の1校に数えられ、越境入学者(学区外から進学してくる者)を多数抱える人気校のよう。
港区の小学校に通っていた大維志君もその1人なのでしょう(大維志君の小学校の記事を読む)。
設備が私立並
公立の中学校に対して、予算が少なく私立に比べて設備も充実していないイメージを持つ人は多いでしょう。
しかし、住民1人当たりの歳入が23区トップの千代田区にあることも影響しているのか、麹町中学校の設備は非常に充実しています。
2012年に約45億円と費やして建て替えられた校舎は地上6階地下1階で学習環境を守る防音性に優れたつくり。
都心であるにもかかわらず広々とした校庭や室内型の温水プールに加え、
和室や最新設備を備えた会議室、さらには屋上に天然芝の庭園まであるそうです。
また、自然換気システム、床涼温房システム、地下熱利用空調システム、太陽光発電、雨水利用など、エコロジー面も考慮したつくりになっています。
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進学実績が名門私立並
先述の通り、千代田区立麹町中学校はかつて「番長麹町日比谷東大」(※番町小学校→麹町中学校→日比谷高校→東京大学と進学するエリートコース)という言葉ができるほどのエリート中学校でした。
そして現在の麹町中学校の生徒も有名高校に多数合格しているよう。
学校HPにある合格状況を見てみると、
高校受験の最高峰である開成、
筑波大学附属、東京工業大学附属、東京学芸大学付属、といった国立高校、
早稲田や慶應の付属校、
など偏差値70越えの名門高校の名前が多数。
もちろん、日比谷高校にも毎年合格者を輩出しています。
ちなみに、ここ数年は海外の学校に合格する生徒も毎年複数出ているようです。
学力ではなく(原則として)居住区域でどこに通うがが決まる公立中学校でここまでの実績が出る学校はそれほど多くないでしょう。
学校改革は私立以上?
麹町中学校は2014年に赴任した工藤勇一校長のもと、様々な学校改革に取り組み、その様子はたびたびメディアに取り上げられています。
その改革は多岐に及ぶようですが、特にインパクトがあるのは「宿題の廃止」「中間期末テストの廃止」「クラス担任制廃止」でしょう。
宿題・中間期末テスト廃止
週刊文春2019年2月28日号によると、
宿題や定期テストを廃止したのは、これらは本来学力定着の手段に過ぎないにもかかわらずいつの間にか目的化していたから。
これに代わって単元終了ごとに小テストを実施し、合格点に達しない生徒には再チャレンジをさせることで学力の定着を図るのだそうです。
また、2019年3月13日配信の幻冬舎GOLDONLINEの記事によれば、
単元テストとは別に出題範囲の事前発表がない実力テストを年5回実施しているそう。
こちらは従来の3回から回数を増やしています。
クラス担任制廃止
さらに、麹町中学校ではクラス担任制度を廃止して。学年の全教員で学年全生徒を見る「全員担任制」を採用しています。
これは教員によって異なる得意分野をクラスに関係なく全生徒に還元することが狙いの1つだそう。
クラスによる担任の当たりはずれといった問題もなくなり、「担任のせいで成績が上がらない」といった生徒側の言い分も通らなくなります。
公立の学校でここまで大胆なシステム変更は珍しいでしょう。
優秀な生徒が集まる学校で国立大学付属校のような実験的な教育を試みたいという東京都や千代田区の意図もあるのかもしれませんね。
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