堺雅人の学歴(小中学校高校大学)。大学受験/大学中退と大学時代エピソードも。

堺雅人さんは名門大学進学時に退学を予感していた？

この記事では、堺雅人さんの学歴と学生時代のエピソードを紹介しています。

※2021年1月12日投稿、最終更新日はタイトル下参照

小学校

堺雅人さんは、宮崎市立国富小学校に通っていたといわれています。

根拠

2013年3月14日放送の「情報プレゼンター　とくダネ！」（フジテレビ）で堺雅人さんは卒業した小学校として同校を訪れており、

宮崎市立国富小学校のwikipediaにも主な卒業生として堺雅人さんの名前が挙がっています。

小学校時代の堺雅人

ダ・ヴィンチニュース2012年5月25日配信記事「堺雅人を作った3冊の本　「僕は“偉人フェチ”だった」」によると、

堺雅人さんは幼い頃から知的好奇心が旺盛で、5歳頃に買い与えられた学研の総合図鑑「原色ワイド図鑑」（全20巻）でことあるごとに調べものをしていたそう。

また小学校時代にはポプラ社の子供向け伝記「偉人伝」シリーズを愛読していたといいます。

他方で運動はあまり得意ではなかったようで、先の「情報プレゼンター　とくダネ！」（フジテレビ）によれば、野球部で万年補欠だったそう。

ちなみに、2004年9月19日放送のラジオ番組「ザ・チャノミバ Tea for us.」にゲスト出演した際には、逆上がりができるようになったのは大学に入ってからだったことを明かしていました。

中学校

堺雅人さんは宮崎大学教育学部附属中学校に通っていました。

Wikipediaによれば、同校は宮崎県内唯一の国立中学校。

毎年10～20名の生徒がラ・サールや東大寺学園といった県外難関私立高校に合格するなど優秀な生徒が集まっているようです。

根拠

東スポweb2020年12月30日配信記事「堺雅人と〝崖っぷち〟河井案里被告の奇縁　まさかの同級生だった！」には、

兵庫で生まれ、宮崎で育った堺は、国立の宮崎大学教育学部付属中学出身で、

との記述や同僚が同校で堺雅人さんの先輩だったという男性の話が掲載されています。

また、同校のwikipediaにも著名な出身者として堺雅人さんの名前が挙がっています。

中学時代の堺雅人

先の東スポwebの記事によると、中学時代の堺雅人さんは吹奏楽部に所属しホルンを吹いていたそう。

みんなの輪の中心にいるタイプで、女子からもモテていたようです。

また、中学3年生のときに「老ティーン」という劇で先生役を演じた、とも。

後述のように堺雅人さんは高校で演劇部に入りますが、そのきっかけはこの劇だったのかもしれませんね。

ダ・ヴィンチニュース2012年5月25日配信記事「堺雅人を作った3冊の本　「僕は“偉人フェチ”だった」」によると、

小学生の時には偉人伝にはまっていた堺雅人さんですが、中学に進学すると偉人伝にはその人の都合の良い一部しか書かれていないことや世の中には偉人伝にかかれない凡人の方が多いことに気づき、私という特別な存在も見ようによってはただの記号的な一凡人になってしまうのだ、と考えるようになったそう。

ずいぶんと大人びた考え方をする中学生だったようです。

高校

堺雅人さんは宮崎県立宮崎南高校に通っていました。

学校情報ポータルサイト利用者No.1をうたう「みんなの高校情報」によれば、

同校の偏差値は宮崎県内11位（公立7位）。

同校は多くの生徒が国立大学や難関大学への進学を希望する進学校です。

根拠

宮崎県立宮崎南高校のサイト内の部活状況>演劇部のページには、

なんと俳優の堺雅人さんは本校演劇部出身で

と書かれています。

また、宮崎大宮高校の同窓会公式サイト「弦月同窓会公式ウェブサイト」掲載の歌人・伊藤一彦さんのコラム『「ヨダキイ」と「よだけし」』には、

堺雅人は宮崎県立宮崎南高等学校での教え子。

と書かれています。

高校時代の堺雅人

サイゾーウーマン2013年8月21日配信記事「堺雅人、「極貧でタンポポ食べてた」早稲田時代のリアル“倍返し”人生」によると、

堺雅人さんは高校時代演劇部に所属しており、中学時代と同じく人気者だったそう。

先述の宮崎県立宮崎南高校のサイト内の部活状況>演劇部の紹介ページによれば、

演劇部は堺雅人さんが書いた脚本で九州大会に進出したそうです。

また、産経ニュース2016年1月10日配信記事「主演・堺雅人の恩師、「産経歌壇」選者が語る人物像…「ニコニコの笑顔で難問を突きつける」」で歌人の伊藤一彦さんは、

じつは堺雅人を高校１年生の時から知っている。私が勤めていた宮崎県のある高校の生徒で、私の相談室をよく訪れては鋭く深い問いで私を悩ませた。

と高校時代の堺雅人さんについて語っています。

宮崎大宮高校の同窓会公式サイト「弦月同窓会公式ウェブサイト」掲載の伊藤一彦さんのコラム『「ヨダキイ」と「よだけし」』によれば、

堺雅人さんは伊藤一彦さんから文学的に多大な影響を受け、現在も恩師と慕い交流が続いているそう。

2010年には伊藤一彦さんと堺雅人さんの共著「ぼく、牧水！歌人に学ぶ「まろび」の美学」（角川書店）が出版されています。

大学

堺雅人さんは早稲田大学第一文学部に進学しました。

根拠

映画.com2013年11月13日配信記事「堺雅人、あふれる早稲田愛！演劇研究会PR、お忍びラーメン、そして熱弁」には、

今をときめく“高視聴率男”堺雅人が11月12日、母校・早稲田大学に凱旋。

とあり、

サイゾーウーマン2013年8月21日配信記事「堺雅人、「極貧でタンポポ食べてた」早稲田時代のリアル“倍返し”人生」には、

1973年に宮崎県に生まれた堺。…（中略）…早稲田大学へと進学。

「堺が入ったのは第一文学部です。彼は中国語の語学クラスだったんですが、…（中略）…（当時の同級生）

と書かれています。

大学受験は国立狙い？

早稲田大学は誰もが認める名門大学だと思いますが、高校時代の堺雅人さんはさらに上を目指していたよう。

2013年9月12日配信記事「半沢直樹「トリビア10連発」（１）堺雅人は学生時代から数字が苦手！？」には以下のような記述があります。

実は、堺は学生時代から数学が大の苦手だという。

「高校時代は、経産官僚を目指して国立大を目指したそうですが、数学でつまずいた。国立大を受験した時も数学の答案に『さっぱり解けない』ことを短歌にして書いて提出したほど。結局、数学が試験科目にない早稲田大学第一文学部に進学。そこで高校時代から好きだった演劇の道に進もうと、故・森繁久彌、今村昌平監督らを輩出した名門“演劇研究会”に入ったのです」（芸能ライター）

演劇に熱中

堺雅人さんの所属事務所田辺エージェンシー掲載のプロフィールには

92年から劇団東京オレンジ（早稲田劇研）にて活動を始め、看板役者として注目を集める。

とあります。

劇団東京オレンジのサイトによれば、同劇団は1992年に堺雅人さんらが早稲田大学演劇研究会を母体に結成した劇団（堺さんは現在も名誉団員）。

サイゾーウーマン2013年8月21日配信記事「堺雅人、「極貧でタンポポ食べてた」早稲田時代のリアル“倍返し”人生」によれば、

堺雅人さんは同劇団で「早稲田のプリンス」と呼ばれて、女性人気も高かったそう。

他方で授業にはほとんど出ていなかったようです。

大学中退

現代ビジネス2015年12月6日配信記事「堤真一や堺雅人の“極貧”下積み時代〜部屋にキノコ、食事は雑草」によると、

堺雅人さんは早稲田大学演劇研究会入会当時の思いを著書「文・堺雅人」（文藝春秋）で以下のように語っていたそう。

「劇研に入る以上は半端な気持ちでやりたくないと思っていましたから、ゆくゆくは大学を中退することになり、親からの仕送りもなくなると確信していました。経済的に孤立した状態で、細々とバイトで食いつなぎ、一生定収入が見込めないイヤ〜な大人になるんだろうな、と(笑)。そこまでシミュレーションしながら、出家するような気持で入りました」

その言葉通り堺雅人さんは大学3年生のときに早稲田大学を中退しています。

もっとも、映画.com2013年11月13日配信記事「堺雅人、あふれる早稲田愛！演劇研究会PR、お忍びラーメン、そして熱弁」によれば、

2013年11月12日に早稲田大学で行われたドラマ「リーガルハイ」の試写会では、

酔っぱらって植え込みで寝た等学生時代のエピソードを披露するとともに、